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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 8 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検 済 | 再 婚 | 結婚歴約5+1.5年 | ||||||
初診時年齢34才 | 通院病院4軒 | 小児期夜尿症無 | 住所地-近畿(O) | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○2才年上の前妻と約5年ほど結婚生活を送っておりました。共働きのため挙児を希望せず二人だけで約4年間生活し突然に妻側から挙児を希望する旨のお話で、婦人科で検診やタイミング法が始まりその際に無精子症が確認され、泌尿器科にて精査するも非閉塞性無精子症の診断でした。その後離婚し、新しいパートナーに恵まれ今までの男性不妊の経緯を理解していただき、無精子症治療が開始されました。 | |||||||||
科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
近畿地域で精巣生 検を実施しJonsen's Score2 |
一般染色体検査 46XY(正常 Y染色体一部欠失 実施せず |
PRL・・11.6・・・9.2 LH・・・32.9・・・26.4 FSH・・55.9・・・49 TST・・ - ・・・122 |
・精液量・・0.9ml ・白血球・・ |
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既往疾患、特殊事情など | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・小児期に川崎病に罹患して入院経験がありました。小学校以後は健康で野球部に所属して活躍していたようです。スポーツが好きそうで体格や健康に恵まれていたようです。 | |||||||||
日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○女性で言えば、50~60才代のLH、FSH濃度で閉経して卵巣がまったく機能していない状態と同じような精巣能力です。 | |||||||||
問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
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神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
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メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
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触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
34.56℃ | 右5ml 左6ml | 非常に軟化 | 極小タイプ | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
不安定型 | やや下垂型 | 下垂せず | 色素弱い | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
標準タイプ | なし | 標準タイプ | メラニン弱 | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応あり | 反応あり | 反応不明 | 反応あり | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
- | 発育不全 | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
な し | な し | な し | あ り | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
あ り | な し | 睾丸位置異常 | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
- | - | - | |||||||
運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
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科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
問題なし | 一般染色体検査 検査済み Y染色体一部欠失 正常 |
異常なし 検査済み |
・ ・ ・ ・ ・ |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
- | - | - | 川崎病 | ||||||
総合的診断 | |||||||||
・スポーツマンタイプで健康そうな印象てした。睾丸の容積が小学生低学年並のサイズで硬度も最軟化タイプでこの環境下での精子製造は考えられない状況でした。 ・一般的非閉塞性無精子症の中でも高LH、FSH濃度で精巣機能不全で製造が完全遮断状態でした。 ・川崎病との因果関係はコメントできませんが、ごく一部の罹患者の中には臨床症例下で女子の無月経症、男子の無精子症は当センターではよく遭遇する環境です |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○テストステロン値を診ると最低度の数値になっております。またLH数値も反応してない領域です。いかに、テストステロンを上げるかが一番の課題でした。 ○このエリアからの改善策は精子抽出は断念して、精巣生検による後期精子細胞の確保が最善の結果と考えられます。 ○プログラム的には精巣機能不全ですが、第二次性徴期に精巣の発育が遮断されております。であれば、それ以前又は先天的に組み込まれたハードディスクに何らかの破壊活動があったったのではないかとも考えられます。 ○精子細胞の確保を目指し物理的科学治療とはり治療を併用して取り組みました。 ○精液検査は2回のみ実施し、精巣生検(MD-TESE)での結果を求めていこうという方針をたてました。 |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・12.0・・・11.5・・・14.8 LH・・・21・・・・23.6・・・・5.8 FSH・・45.5・・・47・・・・40.5 TST・・148・・・156・・・134 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
川崎病は精子確認が少ないため精液検査は1回のみ実施 ・第1回・・・・・0匹 |
後期精子細胞で存在し、約15回分の凍結ができました。 | ||||||||
ご通院期間 約6ヶ月 治療後記 一人一人の患者さまには、それぞれにさまざまな人間模様がございます。少なくない回数で姓名が変わる場面を目の当たりにしてきました。 |
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