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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 77 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検 済 | 初婚 | 結婚歴約15年 | ||||||
初診時年齢43才 | 通院病3軒 | 小児期夜尿症有 | 住所地-関東地方 | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○結婚して15年になりますが、今まで不妊治療を行わず自然の成り行きに任せて暮らしてきました。一年ほど前から挙児希望を考えて近隣婦人科に夫婦で受診なさいました。そこで無精子症と診断され、大学病院を紹介され精巣生検を行うも精子が確認できませんでした。後に体外受精施設に転医してみるも、大学病院と同じような内容のため初診のみで終わりました。 |
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科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
精子確認できず | 一般染色体検査 46XY(正常) Y染色体一部欠失 実施せず |
PRL・・・1.5 LH・・・9.25 FSH・・・8.9 TST・・・255 他( ) |
・精液量・・5.0ml ・白血球・・ |
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既往疾患、特殊事情など | |||||||||
○肩こり、偏頭痛、疲労時の嘔吐、頻尿、突然胃腸を壊す、自律神経失調症など病気ではない多数の症状が表れやすい体質のようです。 | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・患者さまからのお申し入れから、さまざまな症状が繰り返し襲ってくるようで困っている訴えをお聞きしております。不妊治療のお話よりもそちらのお話の改善に気持ちが傾きかけている程辛いようでした。 | |||||||||
日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○左右の睾丸サイズにひらきがあり停留睾丸とはいえないものの、似た要素を感じました。左右の睾丸はわずかながら機能している環境はございました。 | |||||||||
問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
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神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
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メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
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触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
右31.96 左32.5℃ | 右12ml 左18ml |
良好 | 小さめ | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
腹腔直下型 | 不明 | なし | 標準タイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
肥厚 | なし | 標準タイプ | 標準タイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応あり | 反応あり | 不明 | 反応あり | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
- | 標準タイプ | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
な し | な し | な し | あ り | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
な し | あ り | な し | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | 不定愁訴 | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
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運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
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科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
問題なし | 一般染色体検査 検査済み Y染色体一部欠失 検査せず |
異常なし | ・ ・ ・ ・ ・ |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
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総合的診断 | |||||||||
・睾丸周囲の平均体温が低すぎます。 ・体の体温(平熱)が34.8℃と「低体温症」をしめしておりました。 ・不定愁訴症候群と自律神経症状が強く現れております。 ・腹腔直下の睾丸位置なので睾丸環境は良くないと感じます。 |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○中枢性の症状が多く現れおりました。間脳、温熱中枢、自律神経、性中枢などのエリアの不定愁訴に注目して治療を行いました。女性で言うPMS(月経前症候群)の治療を無精子症治療と併行して約4ヵ月間実施いたしました。 ○メンタルエリアの問題は全くありませんでした。 |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・・2.0・・・・3.9・・・・・・4.3 LH・・・・6.2・・・・10.2・・・・・8.7 FSH・・11.8・・・・14.1・・・・17.8 TST・・・272・・・432・・・・・512 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
・第1回・・・・・0匹 ・第2回・・・・・数匹の運動精子と20匹程度の奇形精子を確認 |
実施せず | ||||||||
ご通院期間 約6ヶ月 治療後記 不妊症は夫だけではなく、妻側にも卵子の質の問題が発生しておりました。 |
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