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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 76 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検 済 | 初婚 | 結婚歴約3年 | ||||||
初診時年齢33才 | 通院病2軒 | 小児期夜尿症無 | 住所地-九州地方 | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○結婚一年後より不妊治療をはじめました。無精子症の診断のためすぐに精巣生検が実施されました。結果は「Jonsen's Score5→精子、精子細胞は認めず、精母細胞を多数認める」でした。半年後再度精巣生検を同じ施設で実施されました。結果は「Jonsen's
Score4→精子、精子細胞は認めず、精母細胞を数個認める」でした。」結果的に聖母細胞までで精娘細胞、精子細胞(前期、後期円形細胞)、精子は確認できませんでした。手の届く一歩手前まできていても何もできない状態でした。 |
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科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
〔1回目〕 ジョンソンスコアー5 〔2回目〕 ジョンソンスコアー4 |
一般染色体検査 46XY(正常) Y染色体一部欠失 実施せず |
PRL・・・ - LH・・・11.1 FSH・・23.54 TST・・264 他( ) |
・精液量・・ ・白血球・・ |
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既往疾患、特殊事情など | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・患者さまご夫婦は、結婚して日が浅いのでAID(夫以外の精子を使う人工受精)は考えていませんでした。 ・精巣生検による精子の回収作業ではなく、睾丸内や脳の司令部を変えられれば結果が得られるのではないかと思いハリセンターを受診されました。 |
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日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○触診においては、閉塞性無精子症を思わせるような良好な状態でした。血液検査は完全な非閉塞性無精子症といえます。過去の問診や遺伝、先天性に関してもなんら問題が無く大変困りました。 | |||||||||
問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
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神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
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メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
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触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
33.97℃ | 右14ml 左14ml |
標準 | 良好 | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
下方定位型 | 平行型 | 下垂良好 | 標準タイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
標準タイプ | 良好タイプ | 標準タイプ | 標準タイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応あり | 反応あり | 反応弱い | 反応あり | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
- | 標準タイプ | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
- | - | - | - | ||||||
運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
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科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
特に問題なし | 一般染色体検査 検査済み Y染色体一部欠失 正常 |
異常なし | ・抗精子抗体(-) ・ ・ ・ ・ |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
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総合的診断 | |||||||||
・ハリセンター受診前にホルモン検査は精巣生検術前検査を含め何回も実施しておられます。内容的には、TST低値、LH高値のプログラムが形成されておりました。前医はPRL値を採血しておらず視床下部-下垂体系が不明でしたのでPRL値のほか確認作業(甲状腺、膠原病、抗DNA抗体など)を行いました。 |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○受診前の低テストステロンが無精子を物語っていたようでしたので、この部分にターゲットを絞りはり+サプリで改善をはかりました。 ○PRL値は正常なため大胆な対応ができました。 ○治療は月2回の通院ペースで来院されました。九州(沖縄含む)地区の患者さまは最遠方のため、都合のつく方は一回の通院時に二回はり治療を行っております。(料金は一回分のみの支払いです) |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・8.8・・・・・7.9 LH・・・17.4・・・・11.8 FSH・・47.9・・・・38.3 TST・・・356・・・・554 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
・第1回・・・・・0匹 ・第2回・・・・・0匹 |
精細管内に精子を数匹程度認め、ほかに精子細胞を多数認めておりました。Jonsen's
Score7.5ぐらいです?。 顕微受精5回分程凍結されました。 |
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ご通院期間 約5ヶ月 治療後記 患者さまご夫婦は3回目の顕微受精で妊娠されました。 |
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