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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 71 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検 済 | 初婚 | 結婚歴約5年 | ||||||
初診時年齢35才 | 通院病4軒 | 小児期夜尿症無 | 住所地-東北地方 | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○在住県内の体外受精施設で無精子症と診断され、最終的に公立医科大学病院に転医して精巣生検(TESE)が行われました。結果は所見として「the biopsy testis shows several seminiferous tubules with spermatognia and a few spermatocytes but no spermatozoa and spermatid.」とのコメントです。ジョンソンスコアー4~5とのことで精子の確認はありませんでした。 | |||||||||
科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
ジョンソンスコアー4~5 | 一般染色体検査 46XY(正常) Y染色体DAZ領域 実施せず |
PRL・・13.10 LH・・・6.47 FSH・・23.10 TST・・435 他( ) |
・精液量・・不明 ・白血球・・ |
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既往疾患、特殊事情など | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・出口が見つからずあせっている姿がありました。 | |||||||||
日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○患者さまに於かれましては、大学病院の結果を考えて、はり治療でどの程度改善できるか疑念の目で受診されていた様子が強く漂っていらっしゃいました。 ○触診では、睾丸がやや小さい程度でほかに病的因子がみつかりません ○問診では、少学生の時「ひきつけ」を何度も起こし投薬治療を行っており、小学生で行われる予防接種も「ひきつけ」を案じ最低限度行いインフルエンザ予防接種などは行ったことが無くよく高熱疾患になやまされていたそうです。 |
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問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
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神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
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メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
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触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
32.4℃ | 右11ml 左12ml |
標準タイプ | 標準タイプ | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
下方定位型 | 平行型 | 標準タイプ | 標準タイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
標準タイプ | 標準タイプ | 標準タイプ | 標準タイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応あり | 反応あり | 反応あり | 反応あり | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
- | やや不良 | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
- | - | - | - | ||||||
運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
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科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
問題なし | 一般染色体検査 検査済み Y染色体DAZ領域 検査せず |
異常なし | |||||||
体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
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総合的診断 | |||||||||
・やや小さめの睾丸が疑問でした。完全に小さく10ml以下の容積であれば第二次性徴に係わる環境などからいくつかの原因因子の特定につながるのですが、10ml以上の容積であるものの成人男子の正常範囲のエリアに無い睾丸容積の原因特定が鍵となりました。 | |||||||||
診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○下記のとおり、ホルモン濃度の改善の期待はしておりませんでした。それ以外の分野からのfacterを特定してはり治療にあたりました。 |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・5.1・・・・・5.9・・・・7.6 LH・・・8.7・・・・・6.1・・・・・8.2 FSH・・27.7・・・19.7・・・・28.3 TST・・541・・・・511・・・・544 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
・当方の紹介で東京の病院で検査を行い0.2million/ml(20万匹/ml)確認されております。 |
実施せず | ||||||||
ご通院期間 約8ヶ月 治療後記 患者さまの「ひきつけ」が私たちをひきつけたようです。 |
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