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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 67 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検 済 | 初婚 | 結婚歴約3年 | ||||||
初診時年齢33才 | 通院病2軒 | 小児期夜尿症無 | 住所地-北陸(N) | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○大学病院にて精巣生検を行っております。精粗細胞が確認されております。(精子の基となる原始細胞)ジョンソンスコアー3 |
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科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
ジョンソンスコアー3 | 一般染色体検査 46XY(正常) Y染色体一部欠失 実施せず |
PRL・・・・7.7 LH・・・・・8.8 FSH・・・・32.1 TST・・・ - |
・精液量・・0.6ml ・白血球・・ |
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既往疾患、特殊事情など | |||||||||
○姉妹二人の3人兄弟ですが、二人とも挙児に恵まれておりません。 | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・患者さまは、以前にメンタル障害がございました。 ・精液量が異常低下しておりました。「射精時はだいたいこの程度の量」との事で逆行性射精を疑いました。 |
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日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○身長が160cm以下で、体重が45㌔程度との事でした。 ○壊れそうなひ弱な感じをうけました。無口で人との交流が苦手のようでした。 |
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問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
小児喘息ほか | - | 胃腸虚弱 | 甲状腺機能低下 | ||||||
神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
- | - | 慢性の下痢 | - | ||||||
メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
うつ症状 | - | - | - | ||||||
触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
33.1℃ | 右8ml 左7ml |
軟化 | 狭小 | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
上方定位型 | 不明 | 下垂なし | 超薄い | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
良質 | なし | 無毛に近し | 超薄いタイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応あり | 反応あり | 不明 | 反応弱い | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
あり | 発育低下 | 虚弱体質 | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
な し | な し | ややあり | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | な し | あ り | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
あ り | あ り | あ り | あ り | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | 小児期あり | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
- | - | - | あ り | ||||||
運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
あ り | - | - | - | ||||||
科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
問題なし | 一般染色体検査 検査済 Y染色体一部 検査せず |
異常なし | ・抗精子抗体価(+) ・抗核抗体価↑ |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
あり | - | あり | あり | ||||||
総合的診断 | |||||||||
・虚弱体質で小児期毎月どこかが悪く受診していました。毎月発熱や喘息など病弱な子供だったそうです。体重や身長も同年代の人よりも発育が遅く、朝礼などでもいつも先頭におりました。小学校時代も毎月病気で休んでいました。 ・母方からの遺伝で甲状腺機能低下症がありました。現在はホルモン値は正常範囲をキープしております。 ・20代後半にメンタル障害?うつ状態があり投薬の経験があったそうです。 |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○健康面を考えてはり治療をすすめられない状態でした。ご本人の希望からはり治療を行うことになりました。非常に難しい無精子状態と言えます。体質的にも、肉体的にも健康的な改革がはかれてからであれば良かったかな?・・と考えました。 ○体質的に陰のうや睾丸の機能が低下しており、精子造精に問題があるのか、さまざまな疾病から起因する障害なのか鑑別できないまま治療に入りました。 ○下記のように、ホルモン濃度の変化は見られませんでした。 |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・6.6・・・・12.5・・・・・9.1 LH・・・10.9・・・・7.9・・・・・8.7 FSH・・24.2・・・・23.1・・・・22.0 TST・・・461・・・423・・・・487 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
・第1回・・・・・0匹 ・第2回・・・・・0匹 |
ジョンソンスコアー3との事で全く変化がございませんでした。 | ||||||||
ご通院期間 約5ヶ月 治療後記 患者さまには、再度の精巣生検をおすすめしなかったのですが、ここでけじめをつけたいとの決断がございました。 |
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