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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 66 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検 済 | 初婚 | 結婚歴約2年 | ||||||
初診時年齢39才 | 通院病3軒 | 小児期夜尿症無 | 住所地-関東(K) | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○結婚して二年ですが居住地近くの婦人科で無精子症と診断され、大学病院二軒受診し精巣生検(TESE)も実施しました。精子や細胞が確認されませんでした。 |
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科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
精子、細胞なし | 一般染色体検査 46XY(正常) Y染色体DAZ領域 正常 |
PRL・・2.7・・5.7 LH・・・3.7・・4.0 FSH・・21・・26.6 TST・528・・596 他( ) |
・精液量・・4.0ml ・白血球・・10万以下 |
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既往疾患、特殊事情など | |||||||||
○クラミジアIg-G(+) | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・20代後半に付き合いのあった女性が妊娠されております。(妻に内緒) ・結婚直後、妻の浮気が発覚しております。 ・その後クラミジア抗菌処置が行われております。 |
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日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○受診時においては、睾丸硬度が低下しており無精子様症状でした。 | |||||||||
問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
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神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
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メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
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触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
34.1℃ | 右18ml 左18ml |
極軟化 | 大きめ | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
下方定位型 | 左下垂型 | 下垂良好 | 薄いタイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
良質タイプ | 良好タイプ | 標準タイプ | 標準タイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応あり | 反応あり | 反応あり | 反応あり | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
- | 標準タイプ | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
あ り | な し | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
- | - | - | - | ||||||
運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
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科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
検査済み | 一般染色体検査 検査済 Y染色体DAZ領域 検査済 |
検査済 | 検査済 | ||||||
体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
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総合的診断 | |||||||||
・お付き合いのあった女性の妊娠が夫の精子であったかは不明です。 ・睾丸硬度から考えますとごく最近発病した無精子症ではなく以前からの無精子症と考えられました。 ・異様に睾丸容積の大きさからして、古い過去にさかのぼらない無精子症とも考えられました。 ・とても迷いました。 |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○極軟化した大きめな陰嚢の為、触診でも陰の嘘式と睾丸の境が確認できにくいほどの睾丸環境でした。 |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・6.9・・・・7.3・・・・7.6 LH・・・4.8・・・・4.9・・・・4.4 FSH・・18.3・・・19.1・・・17.0 TST・・615・・・・544・・・573 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
・第1回・・・・・0匹 ・第2回・・・・・0匹 |
精子、細胞確認できず。 ジョンソンスコアー2 |
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ご通院期間 約6ヶ月 治療後記 患者さまは、妻に言えない過去の出来事の確証をもって現実の無精子症と取り組んでおられる姿に明るく振舞う表面と心に憂いをしまいつつ接する患者様の姿が目に浮かびます。 |
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