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しあわせをひとつ・・・・。           


無精子症臨床症例


無精子治療症例 57
基礎環境
非閉塞性無精子 精巣生検 済 初婚 結婚歴約10年
初診時年齢36才 通院病2軒 小児期夜尿症無 住所地-関東(G)
初診以前の病的環境や治療経緯
○結婚後無精子症が確認され、体外受精施設にて精巣生検を行い無精子状態が正式に確認され、そのまま現在にいたるまで何もせずに過しておりました。最近になり挙児希望が強くなり来院されました。

  科学的検査、ホルモン検査、精液検査等
精巣生検結果 染色体検査 過去の採血 精液検査
精子存在せず 一般染色体検査
 不明

Y染色体DAZ領域

 実施せず
資料なし 資料なし
  
 既往疾患、特殊事情など 
はり治療前の不妊環境のまとめ
・年齢的にも何とかしないとと思いご夫婦でご来院されました。
日本ハリセンター初診および受診後の検査結果
○睾丸は小さめですが睾丸硬度は高い環境でした。
問  診
呼吸器疾病 循環器疾病 内科的疾病 甲状腺機能
- - - -
神経内科系 脳外科系疾患 大腸の疾患 ストレス障害
- - - -
メンタル障害 糖尿病 感染症の有無 禁止薬物
- - - -
触  診
睾丸・陰嚢温度 睾丸のサイズ 睾丸の硬度 陰嚢容積
33.1℃ 右9ml 左9ml
良好 極小
陰嚢内睾丸位置 睾丸の左右状態 陰嚢下垂状態 陰嚢色素形態
上方定位型 平行型 下垂なし 薄いタイプ
陰嚢表皮形状 陰嚢引っ張り度 陰部陰毛形状 陰嚢陰茎の色
肥厚収縮 低下 薄いタイプ 薄いタイプ
陰嚢温感検査 陰嚢冷感検査 陰嚢収縮検査 パルス感応検査
反応あり 反応あり 反応あり 反応あり
疾病の有無 陰嚢発育度 特殊事情 その他
- 標準タイプ - -
性機能の環境について
逆行性射精 ED 有 無 セックスレス有無 早漏 遅漏
な し な し な し な し
性機能低下症 異常性愛 泌尿器疾病 小児期夜尿症
な し な し な し な し
 
いつも勃起状態 第二次性徴異常 鼠径ヘルニア 内分泌障害
な し な し な し な し
包茎・仮性包茎 頻尿 生殖器奇形 思春期異常
な し な し な し な し
前立腺障害 腎機能障害 性犯罪歴 その他
な し な し な し -
小児期発育障害の有無
言葉の発達 情緒の発達 知識の発達 体の成長
- - - -
運動器系の発達 協調性の発達 感覚器の発達 鼠径ヘルニア
- - - -
科学的検査とその経緯について
一般血液検査 染色体検査 性感染症有無 血液特殊
問題なし 一般染色体検査

   46XY正常

Y染色体一部欠失
検査せず
異常なし ・検査済み
体質や病的環境・遺伝的疾患など
体質障害 メンタル障害 遺伝疾患 罹患疾患
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総合的診断
・睾丸がやや小さめと陰のうが非下垂状態程度で特別な事情も病的因子も無く「どうして無精子なの」といいたいような感じでした。
・男性ホルモン、LH、FSHも無精子症エリアではダントツ良好でした。
診断とはり処置と科学的経過について
○治療経過中、精子が確認されましたしかし精子回収検査を行う医師によると受精卵を作るには使えない状態とのコメントです。それから数回精液検査を行いながら正常精子の回収に取り組みましたが、ほぼ100%奇形精子に終わりました。
○精液精査専門医と協議のうえ精巣生検を行い、精子が回収されても利用を断念して、後期精子細胞の回収利用で進めてみようということとなりました。
科学的動態
PRL・・6.17・・・・5.97・・・・10.32・・・・7.46
LH・・・6.20・・・・・7.1・・・・7.69・・・・・6.6
FSH・・14.12・・・14.7・・・15.35・・・・・16.2
TST・・601・・・・710・・・・・647・・・・・787
その他・
治療の結果と進路について
精液検査結果 精巣生検結果
・第1回・・・・・0匹
・第2回・・・・・1匹 奇形精子
・第3回・・・・・2匹 奇形精子
・第4回・・・・・0匹
幸い後期精子細胞が回収されました。そして一回目のBYOPSY-ICSIが行われ妊娠なさいました。

ご通院期間
約1年


治療後記
患者さまの奥様も、卵巣機能低下があり短い時間ですがはり治療をおこなわさせていただきました。



 

日本ハリセンター
埼玉県熊谷市久下901
℡048-528-2050㈹