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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 56 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検 済 | 初婚 | 結婚歴約8年 | ||||||
初診時年齢41才 | 通院病2軒 | 小児期夜尿症無 | 住所地-関東(G) | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○近隣婦人科で無精子症と診断されました。東京都内の大学病院(男性リプロダクション)を受診しMD-TESEを行うも精子および細胞が存在しないとの事でした。同病院にてAID(ドナー精子を使う人工受精)を4回実施するも妊娠されませんでした。 | |||||||||
科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
精子および細胞なし | 一般染色体検査 46XY(正常) Y染色体一部欠失 正常 |
資料紛失 | ・精液量・・ ・白血球・・ |
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既往疾患、特殊事情など | |||||||||
・特徴的な病的因子が無く「何故いないの」と言うような完治で、体格的にも健康面でも問題がなさそうでした。 | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
○極端に男性ホルモンが少ないため、この高揚が大切な作業と考えました。 | |||||||||
日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○FSHが異常に高いのは、睾丸摘出のためで、下垂体は睾丸が一個しかない事を知らないため、全く働かない睾丸(摘出睾丸)に働くよう指令を出し続けているためです。 | |||||||||
問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
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神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
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メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
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触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
33.21℃ | 右14ml 左15ml |
やや軟化 | 普通 | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
下方定位型 | 平行型 | 下垂良好 | 標準タイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
良好 | 良好 | 標準タイプ | 標準タイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応あり | 反応あり | 反応あり | 反応あり | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
- | 標準タイプ | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
- | - | - | - |
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運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
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科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
検査済み | 一般染色体検査 検査済み Y染色体一部欠失 検査済み |
検査済み | ・検査済み | ||||||
体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
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総合的診断 | |||||||||
・FSH、LHともに高く睾丸らしい仕事が行われていないと判断いたしました。 ・何とか睾丸を働かせるようにと思います。 ・射精精液からの精子回収は不可能な環境ですので再度精巣生検(TESE)を行わなければならないと考えます。 |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○睾丸がおよび陰のう周囲の皮膚が慢性的なただれがありました。低テストステロンのためパルス療法を行う上で不都合な状態ですが、ただれによりその周囲からのパルス取り込みが三割ほど効果が増します。 ○予定より早いスピードでテストステロンの改善が計れました。 |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・6.9・・・・6.3・・・・4.8 LH・・・18.8・・・24.3・・・17.1 FSH・・41.5・・・41.8・・・38.1 TST・・222・・・376・・・410 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
・第1回・・・・・0匹 ・第2回・・・・・0匹 |
日本で最初に精子細胞から受精卵を作られた(BIOPSY-ICSI)施設でMD-TESEを行い、顕微受精約10回分の精子が凍結されました。 | ||||||||
ご通院期間 約5ヶ月 治療後記 ○回収された精子による顕微受精は全てを使ってしまい終わってしまいました。その後、精子提供者による人工受精(AID)を都内の大学や体外受精施設にて行っております。約16回程のAIDを実施しておりますが妊娠されておりません。:このご夫婦の原因は妻側の不妊因子と考えられます。 |
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