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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 51 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検未 | 再婚独身中 | 結婚歴約1年 | ||||||
初診時年齢42才 | 通院病3軒 | 小児期夜尿症有 | 住所地-中部(S) | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○勃起ができなく挿入も不可能でした。性欲はあるとの事でした。 ○一度結婚するもあまり長くない期間で離婚なさったそうです。 ○自分では射精できるが、精液が出ないとのこと。 ○バイアグラ等を利用しても全く変化が無かったそうです。 |
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科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
未検査 |
一般染色体検査 未検査 Y染色体DAZ領域 未検査 |
未検査 | 未検査 | ||||||
既往疾患、特殊事情など | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・患者さまご本人は、体格も良く、疾病履歴も少なくいたって健康でした。精子の確認ができないため無精子症か否か、閉塞が非閉塞かの判断が今まで行っていませんでした。 ・PESA(睾丸から注射器で精子を吸引する)方法をおすすめいたしましたが、「痛いこと」は"いやだ"との事でした。 ・心療内科、精神科、神経内科受診履歴はありませんでした。 |
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日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○陰のう・睾丸が巨大で陰のう温度が気になりました。 ○低体温症はありませんでした。 ○精子の非観血的回収とその内容が問題でした。 |
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問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
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神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
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メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
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触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
31.2℃ | 右25ml 左26ml |
やや軟化 | 巨大 | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
下方定位型 | 右下垂差大 | 下垂良好 | 薄いタイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
良質タイプ | 標準タイプ | 薄いタイプ | うすいタイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応弱い | 反応弱い | 反応不全 | 反応弱い | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
- | 良好タイプ | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
不 明 | あ り | あり(過去) | あ り | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
あ り | な し | な し | あ り | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
- | - | - | - | ||||||
運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
遅い | - | - | - | ||||||
科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
問題なし | 一般染色体検査 46XY正常 Y染色体DAZ領域 正常 |
異常なし |
・ ・ ・ |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
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総合的診断 | |||||||||
・精液検査病院と相談して、院内での精液採取が不可能なため精液持込による検査をお願いいたしました。 ・性機能低下症と診断、一般的には、勃起や遅漏タイプか精子内容の異常タイプに分かれる場合が多いのですがこの患者さまは両方のタイプが現れておりました |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○下記採血から非閉塞性無精子症と判断して治療を行うこととなりました。 ○何回もチャレンジして射精精子の回収に努力していただいたのですが、病院を利用できたのが1回のみでした。最終的に0.3ml程度との事で内容は微量の精子が存在しておりました。凍結できる状態ではなかったため今後の医療のすすめ方と生殖医療としての対応を検討することとなりました。 ○診断としては、非閉塞性の重度の乏精子症となりました。 ○結婚が決まれば、PESAで回収し顕微受精を考えていただきました。 ○ハリ治療は中止するが、PESAで回収した精子が劣化や奇形などで戸惑った場合は来院していただくようにとの事になりました。 |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・16.0・・・19.5・・・17.9 LH・・・4.1・・・・7.5・・・・6.31 FSH・・9.2・・・・11.7・・・15.5 TST・・231・・・275・・・258 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
精子確認 |
実施せず | ||||||||
ご通院期間 約9ヶ月 治療後記 患者さまは、国家公務員でお忙しい中を遠路から来院され、必死な思いでご自分と戦っていた姿が印象的でした。 彼女を探そう!! |
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