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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 50 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検 済 | 初婚 | 結婚歴約12年 | ||||||
初診時年齢38才 | 通院病3軒 | 小児期夜尿症無 | 住所地-関東(K) | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○結婚直後に無精子症が確認され、九州地区で精巣生検を行うが精子が確認されませんでした。それから約10年経ちます。妻のすすめと年齢的に可能範囲を考えても一度不妊治療にトライする決心をなさいました。 | |||||||||
科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
精子存在せず |
一般染色体検査 資料なし Y染色体一部欠失 資料なし |
資料なし |
資料なし | ||||||
既往疾患、特殊事情など | |||||||||
○左精索静脈瘤OPE (21才) ○高校時代睾丸炎で数日入院・・このとき精索静脈瘤が確認されておりました。 |
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はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・挙児希望の最後のチャンスと思い来院されました。 ・時間が過ぎてしまい今までの不妊資料はございませんでした。 |
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日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○まだまだ若いのに結婚歴が長いため落ち着いた態度と元気さが少しほしいようでした。 | |||||||||
問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
- | - | - | - | ||||||
神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
- | - | - | - | ||||||
メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
- | 家族性 | - | - | ||||||
触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
34.5℃ | 右16ml 左16ml |
良好 | 広い | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
下方定位型 | 右下垂型 | 下垂良好 | 標準タイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
良質タイプ | 伸縮度大 | 標準タイプ | 標準タイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応あり | 反応あり | 反応あり | 反応あり | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
精索静脈瘤 睾丸炎 |
標準タイプ | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
- | - | - | - |
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運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
- | - | - | - | ||||||
科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
問題なし | 一般染色体検査 46XY正常 Y染色体一部欠失 正常 |
異常なし |
○ムンブス ・Ig-G(+) ・ ・ ・ |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
- | - | - | クラミジア | ||||||
総合的診断 | |||||||||
・左睾丸裏側を中心に精索静脈瘤が残存しておりましたが問題はありません。 ・10年以上何もしていないため生殖環境が不明でしたので詳細な検査をすすめました。 ・妻にも子宮内膜症、子宮筋腫がありますので、夫の治療の経過とともに婦人科にて対応していただくようお願いいたしました。 |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○睾丸炎での組織内癒着と精索静脈瘤での劣化精子に配慮して治療を行いました。 ○もともと、ホルモン濃度が無精子症エリアとしては良好な数値でしたので高い可能性とともに経年劣化の環境を考えて慎重に治療を行いました。 ○TST値が受精卵に支障の無い範囲ぎりぎりであったため心配もありました。 |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・5.4・・・・・6.9・・・・4.3 LH・・・3.12・・・・5.72・・・5.9 FSH・・16.8・・・19.4・・・・20.4 TST・・348・・・・355・・・・330 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
・第1回・・・・・0匹 ・第2回・・・・・0匹 ・第3回・・・・・0匹 |
関東エリアでMD-TESEを行い、精子が回収・凍結されました。しかし、不動精子と奇形精子が多く、乏精子エリアの受精を得意とする先生で胚移植を行ったとの事でした。 | ||||||||
ご通院期間 約8ヶ月 治療後記 患者さまには、ICSI七回目で妊娠反応がありました。途中で奥様が筋腫の摘出とポリープの除去を行ったとの事でした。 |
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