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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 49 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検 未 | 初婚 | 結婚歴約6年 | ||||||
初診時年齢44才 | 通院病1軒 | 小児夜尿症有 | 住所地-関東(熊谷) | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○結婚しても挙児に恵まれず、年令も高齢になり不妊治療を近隣婦人科で行っておりました。数回の人工授精の際無精子症が確認されました。そのまま数年がたち挙児の希望を捨てきれずハリセンターに相談に来院され治療を申し込まれました。 | |||||||||
科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
確認せず |
一般染色体検査 実施 Y染色体一部欠失 実施 |
データなし |
・顕微鏡下で無精子を確認 | ||||||
既往疾患、特殊事情など | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・今まで何も検査をしていなかった為一からひとつづつ検査を行いながら治療を行う予定です。 | |||||||||
日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○体がやや細く虚弱とはいえませんが、体力的に無理ができそうも無い体質でした。 ○性機能の低下がありました。 |
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問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
弱い | - | 胃腸虚弱 | - | ||||||
神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
- | - | 下痢しやすい | - | ||||||
メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
- | - | - | - | ||||||
触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
33.2℃ | 右10ml 左9.5ml |
やや軟化 | 小さい | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
中間型 | 平行型 | 下垂弱い | 薄いタイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
標準タイプ | 伸縮度低下 | 薄いタイプ | 薄いタイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応あり | 反応あり | 反応あり | 反応あり | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
- | やや不良 | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
な し | あ り | な し | あ り | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
あ り | な し | な し | あ り | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | あ り | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
あ り | な し | な し | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | 虚弱体質 | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
- | - | - | - |
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運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
- | - | - | あり | ||||||
科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
問題なし | 一般染色体検査 46XY正常 Y染色体一部欠失 正常 |
○クラミジア ・Ig-G(+) ・Ig-A(-) ○梅毒、淋病他(-) |
○ムンブス ・Ig-G(+) ・ ・ ・ |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
- | - | - | クラミジア | ||||||
総合的診断 | |||||||||
・非閉塞性無精子症ですが、問診の結果を見ますと遺伝的な体質的環境がございます。 |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○男性ホルモンが低下していますが、LHが良好なためこのエリアの治療を必要とせずFSHにターゲットを絞り治療が行われました。非閉塞性無精子症エリアとしてはFSHは良好な環境に有り、FSHが低すぎても先天性の欠損なども危惧されますので、無精子症として取り扱う上では安全で結果が出やすいエリアでした。 | |||||||||
科学的動態 | |||||||||
PRL・・・22.5・・・・18.2・ LH・・・・・73・・・・・6.82・ FSH・・・19.4・・・・21.6 TST・・・・213・・・・289 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
・第1回・・・・・数匹奇形精子あり ・第2回・・・・・顕微受精約20回分の運動精子が回収、凍結 |
実施せず | ||||||||
ご通院期間 約6ヶ月 治療後記 私どもの治療はここで終了するわけでしたが、続編が待ち構えておりました。 ○体外受精施設で回収された精子を使い顕微受精を行う際に、妻側の卵子が誘発しても採卵できなかったり、卵子の変性、未成熟卵や未受精など繰り返し最終的に卵子の採卵が望めなくなりました。ご連絡をいただき協議して、海外で法的に卵子の提供を受けられる国で顕微受精を行うこととなりました。凍結精子を空輸して現地で提供受けた卵子と受精卵を作り、妻に移植が行われました。 |
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ハリセンター終了後 | |||||||||
二卵性双生児の男の子が生まれました。 |
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