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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 45 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検 未 | 初婚 | 結婚歴約1年 | ||||||
初診時年齢24才 | 通院病院3軒 | 小児期夜尿症無 | 住所地-近畿(N) | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○妻に内緒で婚前検査で無精子症が確認されております。結婚後、大阪エリアで精巣生検(TESE)を実施し精子および細胞の確認が出来ませんでした。ジョンソンスコアー2とのことです。20才の頃、結核により入院療養経験があり、退院して数ヵ月後に病院の勧めで精液検査を行っております。結果は精子の存在を確認しておりませんでした。抗菌療養のための副作用と考えられるとの医師の助言であまり気にせずにすごしていたようです。 | |||||||||
科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
ジョンソンスコアー2 |
一般染色体検査 46XY(正常) Y染色体一部欠失 実施せず |
PRL・・・・11.3 LH・・・・・0.4 FSH・・・・0.82 TST・・・・128 他( ) |
・精液量・・ ・白血球・・ |
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既往疾患、特殊事情など | |||||||||
○920gの低体重児で生まれました。 | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・身長や体重は少な目の小柄な体格ですが、外作業の仕事に従事していて健康そうな体つきをしておりました。学生時代は小児期より風邪を引きやすく、虚弱体質で学校もよく休んだそうです。 | |||||||||
日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○このケースは、結核による無精子症とは考えられません。 ○中枢性非閉塞性無精子症に帰属する。 |
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問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
結核 | - | 胃腸虚弱 | - | ||||||
神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
- | - | - | - | ||||||
メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
- | - | - | - | ||||||
触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
35.79℃ | 右4ml 左4ml |
軟化 | 小さめ | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
上方型 | 平行型 | 非下垂 | 薄いタイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
標準タイプ | 伸縮度低下 | 薄いタイプ | 薄いタイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応あり | 反応あり | 反応あり | 反応あり | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
- | 標準タイプ | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
- | あ り | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
なし | なし | なし | あり |
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運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
なし | なし | なし | なし | ||||||
科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
問題なし | 一般染色体検査 検査済み Y染色体一部欠失 正常 |
異常なし | ・ ・ ・ |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
虚弱体質 | - | - | 結核 | ||||||
総合的診断 | |||||||||
・中枢機能低下による無精子症と考えられます。数ヶ月単位での治療プログラムでは精子の回収は不可能と考えます。 |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○陰のう周囲の温度が高く睾丸の生理的機能を発揮することを阻害しております。 ○睾丸容積が極小タイプで、この容積から正常な精子を製造するのは非常に難しいと考えます。 ○睾丸容積が小さく、中枢からの指令が正常ではない為精子製造の指令が乏しく精子を造る環境を与えられておりません。 |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・9.8 LH・・・0.33 FSH・・0.87 TST・・136 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
実施せず |
実施せず | ||||||||
ご通院期間 2回 治療後記 病気で組織が侵されていてその病気を改善する・・・治療ではなく、体に根付いている状態の無精子症とお考え頂くと理解できるかと思います。 |
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