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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 44 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検 未 | 初婚(妻再婚) | 結婚歴約7年 | ||||||
初診時年齢35才 | 通院病院2軒 | 小児期夜尿症有 | 住所地-関東(K) | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○睾丸が腫れてしまったことで住所地近隣で泌尿器科受診されております。処置と改善が進む中で以前より気になっていた精液量の低下についての相談で精液検査を行うことなり、結果無精子症と確認されました。神奈川県内の大学病院を受診して精巣生検(TESE)を行うこととなり、教授の都合で近隣病院で精巣生検(TESE)処置が行われました。結果精子の確認が出来ませんでした。 |
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科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
精子存在せず |
一般染色体検査 46XY(正常) Y染色体一部欠失 実施せず |
PRL・未検・・4.6 LH・・5.9・・8.7 FSH・18.4・22.4 TST・・304・369 他( ) ・精液量・・0.6ml 0.4ml 0.8ml |
・精液量・・ ・白血球・・ |
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既往疾患、特殊事情など | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・上記の結果で、挙児をあきらめ約5年間ほど何もせず過ごしていたそうです。 | |||||||||
日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○問診の中で、大人になってからも夜尿症対策をしながら就寝していたそうです。女性に興味はあるが、性的に興奮したり、妻に積極的アプローチをしたり性衝動から交渉しようという気持ちが少ないとのことです。 ○睾丸容積量に対して精液量が極端に少なく逆行性射精の状態です。 |
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問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
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神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
- | - | - | - | ||||||
メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
- | - | - | - | ||||||
触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
33.6℃ | 右17ml 左18ml |
やや軟化 | 大きめ | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
下方定位型 | 左下垂型 | 下垂良好 | 標準タイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
標準タイプ | 標準タイプ | 標準タイプ | 標準タイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応あり | 反応あり | 反応あり | 反応あり | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
- | 標準タイプ | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
あ り | あ り | ややあり | あり | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
あ り | な し | な し | あ り | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
あ り | あ り | な し | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
なし | なし | なし | なし |
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運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
なし | なし | なし | なし | ||||||
科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
問題なし | 一般染色体検査 検査済み Y染色体一部欠失 異常あり |
異常なし | ・ ・ ・ |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
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総合的診断 | |||||||||
・先天性染色体異常がありました。Y染色体一部欠損が確認されました。これがこの患者さまの無精子症の原因と考えられます。 |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○はり治療により、生殖体の異常や睾丸環境、精子を造ったり、精子の質を換えたりできることをお伝えしご本人からのはり治療を行うか否かの回答を待っておりました。 ○ご本人の決断は、たとえ精子が回収されて妊娠・出産ができても男子が出産された場合の染色体異常が引き継がれることに対して、異常な子孫を造る事を絶ちたい旨の連絡でした |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・5.5・・・・37.3 LH・・・4.9・・・・5.6 FSH・・17.3・・・16.1 TST・・343・・・352 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
未検査 |
実施せず | ||||||||
ご通院期間 約2ヶ月半 治療後記 生命の機軸になる遺伝子の障害レベルのお話です。苦渋の判断となりました。 |
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ハリセンター終了後 | |||||||||
○治療を離れ、半年後そして約1年後何度かご相談やら挨拶やらを頂いております。自分で下した決断に迷う毎日の姿が浮かびます。 |
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