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しあわせをひとつ・・・・。           


無精子症臨床症例


無精子治療症例 37
基礎環境
閉塞性無精子 精巣生検 初婚 結婚歴約3年
初診時年齢33才 通院病院2軒 小児期夜尿症無 住所地-関東(TK)
初診以前の病的環境や治療経緯
○近隣婦人科で精液検査を行い無精子症の診断されました。20歳前後に睾丸の炎症があり泌尿器科受診していたことがあり、そのクリニックに受診し診察を受け「無精子症」との診断で精巣生検をすすめられる。

  科学的検査、ホルモン検査、精液検査等
精巣生検結果 染色体検査 過去の採血 精液検査
実施せず
一般染色体検査
 実施せず

Y染色体一部欠失

 実施せず
検査せず ・精液量・・
・白血球・・
  
 既往疾患、特殊事情など 
20歳前後に睾丸の炎症がありました。
はり治療前の不妊環境のまとめ
精巣生検をすすめられ手術の前に精子を造ろうと考え来院されました。
日本ハリセンター初診および受診後の検査結果
○下記の検査から非閉塞性無精子症ではなく閉塞性無精子症と結論に至りました。精巣生検の必要性はありませんが射精精液からは精子は確認されることはなくPESA(注射器で睾丸から精子を回収する)を必要とされます。この閉塞性無精子症の中には精子が回収できないケースもあり慎重に取り組まなければなりません。
問  診
呼吸器疾病 循環器疾病 内科的疾病 甲状腺機能
- - - -
神経内科系 脳外科系疾患 大腸の疾患 ストレス障害
- - - -
メンタル障害 糖尿病 感染症の有無 禁止薬物
- - - -
触  診
睾丸・陰嚢温度 睾丸のサイズ 睾丸の硬度 陰嚢容積
32.91℃ 右18ml  左19ml 硬度良好 大きめ
陰嚢内睾丸位置 睾丸の左右状態 陰嚢下垂状態 陰嚢色素形態
下方定位型 平行型 下垂良好 薄いタイプ
陰嚢表皮形状 陰嚢引っ張り度 陰部陰毛形状 陰嚢陰茎の色
良質タイプ 良好タイプ 標準タイプ 標準タイプ
陰嚢温感検査 陰嚢冷感検査 陰嚢収縮検査 パルス感応検査
反応あり 反応あり 反応あり 反応あり
疾病の有無 陰嚢発育度 特殊事情 その他
- 標準タイプ - 20才頃睾丸の炎症
性機能の環境について
逆行性射精 ED 有 無 セックスレス有無 早漏 遅漏
な し な し な し あ り
性機能低下症 異常性愛 泌尿器疾病 小児期夜尿症
な し な し な し な し
 
いつも勃起状態 第二次性徴異常 鼠径ヘルニア 内分泌障害
な し な し あ り な し
包茎・仮性包茎 頻尿 生殖器奇形 思春期異常
な し な し な し な し
前立腺障害 腎機能障害 性犯罪歴 その他
な し な し な し -
小児期発育障害の有無
言葉の発達 情緒の発達 知識の発達 体の成長
なし なし なし なし
運動器系の発達 協調性の発達 感覚器の発達 鼠径ヘルニア
なし なし なし あり
科学的検査とその経緯について
一般血液検査 染色体検査 性感染症有無 血液特殊
問題なし 一般染色体検査

  検査せず

Y染色体一部欠失

 検査せず
異常なし



体質や病的環境・遺伝的疾患など
体質障害 メンタル障害 遺伝疾患 罹患疾患
- - - -
総合的診断
・閉塞性無精子症と診断
・抗精子抗体価(-)
・ムンブスIg-G、クラミジアIg-G、マシンIg-G、風疹Ig-G、VZV-Ig-G確認
・睾丸硬度や睾丸容積等を考慮
・下記ホルモン濃度の検証
診断とはり処置と科学的経過について
○はり治療を行わず体外受精施設でのPESA-顕微受精をすすめました。万が一精子が回収できなかったり、妊娠10週以内の流産を繰り返した場合ははり治療を行う予定となりました。
科学的動態
PRL・・・・・4.7
LH・・・・・・4.1
FSH・・・・・4.2
TST・・・・・303
他(   )
治療の結果と進路について
精液検査結果 精巣生検結果
PESA処置→顕微受精で使用する10回分程度凍結
ご通院期間
3回


治療後記
顕微受精で3回妊娠反応があるものの5~7週の間に3回流産なさいました。妻側の不育・流産検査に異常は無くお困りでしばらく顕微受精を中止したとの連絡がありました。結果が得られず経済的にも高額医療費が発生したのでとの事でした。
○約半年後、ご夫婦でご相談に来院されました。



 

日本ハリセンター
埼玉県熊谷市久下901
℡048-528-2050㈹