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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 35 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検 済 | 初婚 | 結婚歴約14年 | ||||||
初診時年齢45才 | 通院病院5軒 | 小児期夜尿症無 | 住所地-中国(Y) | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○数年前九州地方の医療施設でTESEを実施しました。2年程たって再度近畿エリアでTESEを行いましたが、両方ともに同じ診断でした。初回のTESEが癒着や術後の痛みや炎症がひどく悩まされつらい思いをいたしたそうです。しかし一度だけでは不安なので、再度行いだめだったらあきらめる事を考えておりました。結果がでませんでしたので諦めそのままになって忘れておりました |
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科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
ジョンソンスコアー2 |
一般染色体検査 46XY(正常) Y染色体一部欠失 実施せず |
PRL・・4.6・・5.4・・・5.2 LH・・5.21・・3.96・・・9.2 FSH・・16.3・15.4・・44.8 TST・・396・・329・・402 他( ) |
・精液量・・ ・白血球・・ |
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既往疾患、特殊事情など | |||||||||
○転勤で東京勤務になり挙児を求めるリミットの年齢と考えどうしても治療をしてみたいという最後の気持ちで東京の医療施設を受診されました。そこからの紹介でした。 | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・右睾丸が正常な形態をなさず、変形・癒着した状態で触知してみると中央部で半分にくびれた状態になっておりました。 | |||||||||
日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○リスクの高さと紹介の狭間ですこし悩みました。 | |||||||||
問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
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神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
- | - | - | 円形脱毛症 | ||||||
メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
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触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
33.62℃ | 右8.5ml 左12ml | やや軟化 | 標準タイプ | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
下方定位型 | 左下垂型 | 下垂 | 標準タイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
良好タイプ | 伸縮度良好 | 標準タイプ | 標準タイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応あり | 反応あり | 右反応なし | 反応あり | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
- | やや低下 | 未熟児出産 | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | あ り | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
- | - | - | - |
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運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
- | - | - | あ り | ||||||
科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
問題なし | 一般染色体検査 検査済み Y染色体一部欠失 検査せず |
異常なし | ・ ・ ・ ・ ・ |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
- | - | - | 円形脱毛・脱腸 | ||||||
総合的診断 | |||||||||
・患者さまデータの最後のFSH値が高くなっております。これは、右睾丸の機能完全停止を意味するものです。 ・睾丸環境が精巣生検以前より悪化しております。 今後の治療を左睾丸に絞って行うもリスクが多すぎます。 |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○治療による改善が見込まれにくく、年齢的なリスクもあり治療を行えない結論になりました。 |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・6.5 LH・・・4.9 FSH・・44.4 TST・・335 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
検査せず | 実施せず | ||||||||
ご通院期間 通院2回 治療後記 患者さまには、治療に入れず申し訳なく思います。現状を考えての決断でした。 |
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