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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 23 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検 未 | 初婚 | 結婚歴3年 | ||||||
初診時年齢30才 | 通院病院2軒 | 小児期夜尿症有 | 住所地-関東(K) | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○住所地近隣の婦人科にて精液検査を行い無精子症と診断、都内のクリニックにて再度検査をするも無精子症と診断されました。 | |||||||||
科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
実施せず |
一般染色体検査 46XY(正常) Y染色体一部欠失 実施せず |
PRL・・・18.7 LH・・・4.7 FSH・・16.2 TST・・270.8 他( ) |
・精液量・・4.3ml ・白血球・・ |
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既往疾患、特殊事情など | |||||||||
○Ig-A(+) Ig-G(+)抗菌治療の経験有り。 | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・上記の通りクラミジア性病感染があり抗菌治療をご夫婦で行っておりました。妻のHSG(卵管造影検査)では通過障害、卵管閉鎖、卵管水腫、頚管粘液の変性、クラミジア死骸の残存などはなかったとのことでした。 | |||||||||
日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○病歴からハリセンター初診時に再度性病とクラミジア性病感染検査を行い、その結果Ig-A(+) Ig-G(+)になっており、再度抗菌治療行い処理完治後から通院をしていただきました。 | |||||||||
問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
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神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
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メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
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触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
33.2℃ | 右9.5ml 左9ml | やや軟化 | 小さめ | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
右下方 左中間 | 下垂差大 | 下垂 | 標準タイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
肥厚 | 伸縮度低い | 標準タイプ | 標準タイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応あり | 反応あり | 反応低下 | 反応あり | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
- | 標準タイプ | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
な し | あ り | な し | あ り | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
あ り | な し | な し | な し | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
な し | な し | - | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
- | - | - | - |
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運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
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科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
問題なし | 一般染色体検査 検査済み Y染色体一部欠失 検査せず |
クラミジア g-A(+) Ig-G(+) |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
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総合的診断 | |||||||||
・クラミジアに2回感染しておりますが、触診にて無精子症の原因は第二次性徴期前後に絞られます。性機能低下の勃起不全、遅漏、無精子症があり、小学生高学年まで毎日オネショ対策を行っていたとのことでした。 |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○ホルモン濃度が安定化するものと思っておりましたら途中から失速いたしました。外泊や夜勤、深夜帰宅などの生活上の不摂生から発生したようです。 ○下記ホルモン値の経緯を見ても、TSTを除き元来正常濃度の為治療に際して効果や変化などの判断基準が計れませんでした。 |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・9.2・・・・5.0・・・・6.3・・・・8.6・・・・5.5 LH・・・3.1・・・・8.5・・・・6.2・・・・11.0・・・10.5 FSH・・22・・・・28.1・・・25.7・・・26.2・・・31.3 TST・・314・・・339・・・462・・・・204・・・129 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
・第1回・・・・・0匹 ・第2回・・・・・0匹 ・第3回・・・・・0匹 |
精巣生検(TESE)を行い、採取した細胞をDNA鑑定した結果、精子細胞前の細胞が確認されました。 | ||||||||
ご通院期間 約11ヶ月 治療後記 患者さまには、後期精子細胞が確認されず残念でしたが、採取時のホルモン環境が悪いまま実施してしまった事と精子細胞前の精娘・聖母細胞エリアにおりますので機会あらば再挑戦もと最後にお伝えいたしました。 |
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