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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 22 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検 未 | 再婚 | 結婚歴25+4年 | ||||||
初診時年齢56才 | 通院病院-軒 | 小児期夜尿症無 | 住所地-関東(S) | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○前妻と25年間結婚生活を送った後、以前より夫が無精子症であることは承知で再婚されて4年目になり妻側が現代の医学で挙児に恵まれればとご相談いただきました。 |
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科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
実施せず |
一般染色体検査 実施せず Y染色体一部欠失 実施せず |
未検査 | 結果だけはわかっていました。 | ||||||
既往疾患、特殊事情など | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・ハリセンターにとっては最高齢者の治療になりました。年齢的に精子が経年劣化により抽出されるかどうか、抽出されても顕微受精で利用できるエリアの精子が存在するかどうか賭けみたいなものでしたが、ご本人の積極的なアプローチに押されて治療を開始することとなりました。 | |||||||||
日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○未経験エリアゆえ、何度も相談と打ち合わせを行い治療に条件を付加いたしました。 |
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問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
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神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
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メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
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触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
34.0℃ | 右18ml 左19ml | 良好 | 大きめ | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
下方定位型 | 左下垂型 | 下垂良好 | 標準タイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
標準タイプ | 良好 | 標準タイプ | 標準タイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応あり | 反応あり | 反応あり | 反応あり | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
- | 良好タイプ | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
- | - | - | - |
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運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
- | - | - | - | ||||||
科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
問題なし | 一般染色体検査 46XY Y染色体一部欠失 検査せず |
異常なし | ・ ・ ・ ・ ・ |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
- | - | - | 血糖やや高い | ||||||
総合的診断 | |||||||||
・過去において、いつ、どこで、どうして無精子にという原因究明も、歴史が長く蓋をしたまま治療を進めることになりました。 ・年令を考え治療条件としていくつかのルール下ではじめました。 1)はり治療は半年以内とする。 2)勤務する大学の東京で精子の抽出を行う 3)精巣生検は行わない。 4)精子抽出は射精精液かPESAを利用し双方一回のみとする。 5)顕微受精は東京または関東エリアに限定する。 6)複数の挙児を望まない |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○年令や無精子症エリアにしては良好濃度でした。 ○不妊治療は淡々と行われました。男性不妊に関しては、ホルモン動態を知る基礎体温も、刻々変わる卵巣や子宮環境と違い、お話しするソースが少ないのですが本当か嘘かわかりませんがジョーク交じりに患部の変化を口に出しておりました。 ○プロラクチンさえ低くければ!!! |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・13.6・・・14.3・・14.0 LH・・・7.6・・・・6.2・・・・6.0 FSH・・18.3・・・19・・・・15.4 TST・・421・・・403・・・496 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
1回・・・・・0匹 | 東京都内の病院で、PESA(注射器で睾丸から)採取しました。顕微受精約5回分利用できる精子が凍結されました。 | ||||||||
ご通院期間 約5年 治療後記 患者さまは、宿敵大学の書家で慶早戦の話に興奮したり、花を咲かす事なく冷静に医療が行えました。 |
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ハリセンター終了後 |
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○2回目の顕微受精で妊娠→男児出産しました。嬉しくて何度も何度も子連れで訪れていただいております。 ○59歳になって凍結精子がもったいない!!、もう1人欲しい!!と言ってきました。結局ルールを破り2人目妊娠→出産されました。 |
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