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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 13 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検 済 | 初婚 | 結婚歴約3年 | ||||||
初診時年齢29才 | 通院病院3軒 | 小児期夜尿症無 | 住所地-北陸(TC) | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○旧国立大学でMD-TESE・・・Jonsen's Score6→精子はみとめず、精子細胞を5~10認めるとの事でした。 ○関東地区バイオプシー可能な機関でMD-TESE・・・結果同上 ○九州地区バイオプシー可能な機関でMD-TESE・・・Jonsen's Score5→精子、精子細胞は認めずとの事でした。 上記の結果高技術を持つ施設でしたが、精巣生検の結果が利用できる細胞エリアになっていなかったようです。 |
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科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
精巣生検3回実施 するも内容的に精 子細胞や精子確認 できませんでした |
一般染色体検査 46XY(正常) Y染色体一部欠失 実施せず |
関東地区の施設 PRL・・・・・8.6 LH・・・・・・6.5 FSH・・・・・19.7 TST・・・・・272 他( ) |
・精液量・・ ・白血球・・ |
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既往疾患、特殊事情など | |||||||||
○この無精子症は一般的な非閉塞性無精子症ではありませんでした。 |
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はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・BYOPSY-ICSI・・・後期精子細胞を培養して顕微受精で受精卵を作る方法。日本では上記の二軒の施設で行われております。Jonsen's Score5~6ではこの技術が利用できません。 | |||||||||
日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○問診や触診を行った結果、病的因子や疾病関連からの無精子発生はなさそうでした。視診・触診から体や会陰部の組成が整っていて、体毛が薄く、メラニンも弱く女性ぽさを感じました | |||||||||
問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
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神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
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メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
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触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
33.55℃ | 右9ml 左8ml | 軟化強い | 極小タイプ | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
中間型 | 平行型 | 下垂なし | メラニン弱 | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
肥厚タイプ | 低下 | 薄いタイプ | メラニン弱 | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応速い | 反応速い | 反応良好 | 反応あり | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
- | 発育不全 | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
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運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
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科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
問題なし | 一般染色体検査 検査済み Y染色体一部欠失 検査せず |
異常なし | ・ ・ ・ ・ ・ |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
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総合的診断 | |||||||||
・非閉塞性無精子症の中で男性ホルモンの減少により精子の製造等が著しく低下し精子生産に至らない状態を低テストステロン(男性ホルモン)症といいます。 | |||||||||
診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○下記のテストステロン値の改善が不可欠な無精子症です。 ○低テストステロンの患者さまはLH値がほぼ二桁台になっております。又FSH値は20台ですが精子製造エリアに変わると数値の増加があり、資料を見た感じ悪化したイメージですが、これは一過性の変化です。 ○テストステロン値の正常エリアは約250~1050ng/dlといわれておりますが約350ng/dl以上(350~850)無いと顕微受精時に受精卵の分割速度の低下や分割停止などが頻繁に発生しやっと採取できた精子が役割を果たせないこともございます。着床-妊娠に至っても10週以内の流産が頻発いたします。 |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・7.2・・・・4.6・・・・4.0・・・・3.7 LH・・・11.0・・・7.7・・・10.3・・・・12.1 FSH・・25.1・・23.4・・・25.0・・・・26.1 TST・・257・・・244・・・239・・・・291 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
・第1回・・・・・0匹 ・第2回・・・・・0匹 ・第3回・・・・・奇形精子1匹 射精中から確認されたためBYOPSY-ICSIが可能になり ました。 |
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ご通院期間 約6ヶ月 |
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