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婦人科履歴、今後の治療に役立てよう!!
GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)アゴニスト
GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)アンタゴニスト
ブセレキュアGnRH誘導体製剤
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婦人科投薬歴の検証 |
婦人科履歴、今後の治療に役立てよう!!
投薬と鍼治療 | |
婦人科における不妊治療では、不妊治療の多くは投薬療法に依存した形態で治療が行われております。その中でも特に誘発剤系の投薬、黄体ホルモン系、卵胞ホルモン系が大半ですが、人により薬の効果は様々で、効果的に改善がはかられる方もおれば投薬禍で悩まされる方もいらっしゃいます。ここでは、投薬治療を受けても結果が得られなかったケースや鍼治療との係わりや効果的対応を検討していきます。 |
婦人科での投薬を分類し明示したものです。婦人科で使用されている投薬の種類は下記のようなものです。婦人科では、検査技術を除けばほぼ下記の投薬による治療が主役で行われます。 |
投薬療法 |
1 | 排卵誘発剤(経口)の種類 |
薬品名 | 成分 | 効果 | その他 |
クロミッド | クロミフェンクエン酸塩 | 卵胞ホルモン、黄体ホルモン、ゴナドトロピン抑制作用によりFSHなどを低下させることで卵巣機能を向上させる。 | |
セロフェン | クロミフェンクエン酸塩 | ||
オリフェン | クロミフェンクエン酸塩 | ||
セキソビット | シクロフェニル | FSHやLHの産生を促進し、卵胞を発育させることで排卵を誘発する | おだやかに排卵を促すため、体への負担や過剰刺激などもほとんど起こりません。 |
フェマーラ | レトロゾール | アロマターゼの活性を阻害することで、結果的にFSHやLHの産生を促進し、卵胞を発育させ排卵を誘発する | 保険適応外処方 エストロゲン(E₂)の少ない卵胞が育つ。 |
2 | 卵胞ホルモン剤(エストロゲン) |
薬品名 | 成分 | 用法 | その他 |
プレマリン | 結合型エストロゲン | 錠剤 | |
ジュリナ | エストラジオール | 錠剤 | |
エストラーナ | エストラジオール | 貼る | |
フェミエスト | エストラジオール | 貼る | |
メノエイド | エストラジオール | 貼る | |
ジュリナ | エストラジオール | 貼る | |
ル・エストロジェル | エストラジオール | 塗る | |
ディビゲル | エストラジオール | 塗る |
3 | 黄体ホルモン剤(プロゲステロン) |
薬品名 | 成分 | 用法 | その他 |
プロベラ | 酢酸メドロキシプロゲステロン | 錠剤 | |
プロゲストン錠 | 酢酸メドロキシプロゲステロン | 錠剤 | |
ヒスロン錠 | 酢酸メドロキシプロゲステロン | 錠剤 | |
デュファストン | ジドロゲステロン | 錠剤 | |
ノアルテン錠 | ノルエチステロン | 錠剤 | |
ルトラール | クロルマジノン酢酸塩 | 錠剤 | |
ルティナス 膣錠 | プロゲステロン | 坐薬 |
4 | 混合(卵胞・黄体)ホルモン剤 |
薬品名 | 成分 | 用法 | その他 |
ソフィアA | ノルエチステロン(1.00mg) メストラノール(0.05mg) |
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ソフィアC | ノルエチステロン(2.00mg) メストラノール(0.10mg) |
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ブラノバール | ノルゲストレル(0.05mg) エチニルエストラジオール(0.5mg) |
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ルテジオン | クロルマジノン酢酸エステル(0.05mg) メストラノール(2.0mg) |
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ノアルテン-D | メストラノール(0.05mg) ノルエチステロン(5.0mg) |
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ロ・リンデオール | メストラノール (0.048mg) リネストレノール(1.6mg) |
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ドールトン | エチニルエストラジオール(0.05mg) ノルゲストレル(0.5mg) |
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低用量ピル | |||
マーベロン | デソゲストレル エチニルエストラジオール |
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ルナベル | ノルエチステロン エチニルエストラジオール |
5 | 性腺刺激ホルモン剤(注射) |
薬品名 | 成分 | 用法 | その他 |
HMGフェリング | |||
HMGティゾー | |||
HMG「日研」 | |||
HMG「TYK」 | |||
FSH製剤 | |||
フォリスチム | 下注ペン 皮下注射 | ||
ゴナールエフ | 下注ペン 皮下注射 | ||
ホリトロビン | 下注ペン 皮下注射 |
6 | GnRHアゴニスト(作動薬) |
GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)アゴニスト
薬品名 GnRHアゴニスト製剤 |
スプレキュア |
ナサニール |
スプレキュアMP皮下注用 |
リュープリン注射用 |
ゾラデックス1.8mgデポ |
7 | GnRHアンタゴニスト(拮抗薬) |
GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)アンタゴニスト
薬品名 GnRHアンタゴニスト製剤 |
セトロタイド注射用 |
ガニレスト注射用 |
8 | GnRH誘導体製剤 |
ブセレキュアGnRH誘導体製剤
薬品名 GnRH誘導体製剤 |
ブセレキュア |
9 | 高プロラクチン治療薬 |
薬品名 |
パーロデル |
テルロン |
カバサール |
10 | 不妊治療薬以外の投薬について |
薬品名 |
小児用バファリン |
プレドニン |
漢方薬 |
サプリメント |
排卵誘発剤と生体反応について |
排卵誘発剤(経口)の種類 |
薬品名 | 成分 | 効果 |
クロミッド | クロミフェンクエン酸塩 | 卵胞ホルモン、黄体ホルモン、ゴナドトロピン抑制作用によりFSHなどを低下させることで卵巣機能を向上させる。 |
セロフェン | クロミフェンクエン酸塩 | |
オリフェン | クロミフェンクエン酸塩 | |
セキソビット | シクロフェニル | FSHやLHの産生を促進し、卵胞を発育させることで排卵を誘発する |
フェマーラ | レトロゾール | アロマターゼの活性を阻害することで、結果的にFSHやLHの産生を促進し、卵胞を発育させ排卵を誘発する |
性腺刺激ホルモン剤(注射) |
薬品名 | 用法 | その他 |
HMGフェリング | ||
HMGティゾー | ||
HMG「日研」 | ||
HMG「TYK」 | ||
FSH製剤 | ||
フォリスチム | 下注ペン 皮下注射 | |
ゴナールエフ | 下注ペン 皮下注射 | |
ホリトロビン | 下注ペン 皮下注射 |
経口誘発剤について |
経口誘発剤と性腺刺激ホルモン剤(注射) |
〇無月経症、生理不順排卵に問題があった場合などに用いられる薬です。 〇排卵していても、人工受精や体外受精、顕微受精の際に、妊娠の確実性を高めるために用います。 〇卵胞期が長かったり、黄体期が短かったりする際の生理周期の安定目的でも利用されます。 排卵誘発剤を使うことで、生理の安定や排卵を確実なものにして、妊娠を確実なものにするための薬です。投薬によって万人が恩恵を得られるかと言えば、薬ゆえ副作用や合併症も発生し、目的を達成できない事がございます。 ここでは、薬が目的の改善を果たし、苦労なく妊娠した方以外で、薬に関する悩みと結果の得られない方々の為に、フィールドを開きました。 |
基礎体温の異変 |
クロミフェンクエン酸塩系誘発剤 |
一般的によく処方されるポピュラーな誘発剤です。鍼治療においては、経口投与中に基礎体温の上昇が確認されるケースが少なくありません。特に低温相の基礎体温が影響をうけ高温相に近ずきます。これは、卵巣機能が改善されたのではなく、投薬の副作用として取り扱いましょう。 |
甲状腺疾患 |
クロミフェンクエン酸塩系誘発剤 |
甲状腺疾患の患者様においては、これらの薬の投薬を制限する医師もいらっしゃいます。抗DNA抗体、抗核抗体、Dダイマー 、高PRL血症などをクリアーしながら妊娠を求めなければならないので複雑になります。基礎体温はわほぼフラット状態が続きます。 |
卵巣過敏状態 |
クロミフェンクエン酸塩系 誘発剤 |
鍼治療において、この薬に過敏に反応し低温期下腹痛の発症があります。これは、卵巣機能の過敏状態で、下腹痛のほかに卵胞の成長がなんとなく圧迫感とともに確認され、排卵痛や排卵行動も感じられます。また、このようなデリケートな患者様は、投薬なしでの卵子の成長が好ましく思います。 |
頸管粘液量の低下 |
クロミフェンクエン酸塩系誘発剤 |
排卵期に頸管粘液量が徐々に増加し、排卵を迎えますが、頸管粘液量が低下する不具合が発生することもあります。 |
子宮内膜厚(EM)が厚くならない |
クロミフェンクエン酸塩系誘発剤 |
子宮内膜厚(EM)が厚くなりにくくなります。10mm以下で悩んでいる方は、シクロフェニル系、 レトロゾール系の誘発剤に切り替えるケースもあります。 |
PRL値の上昇 |
クロミフェンクエン酸塩系 誘発剤 |
PRL値の上昇があります。潜在性PRLの検査も考えましょう。高値になると、生理が止まったり、FSHが上昇したり、不妊治療どころではなくなり右往左往することもございます。 |
FSHの上昇 |
クロミフェンクエン酸塩系誘発剤 |
卵巣の機能が低下気味の時のご利用時に時としてFSHが上昇することがあります。無月経症、生理不順、無排卵、空胞も考慮しましょう。 |
無月経、生理不順 |
クロミフェンクエン酸塩系誘発剤 |
AMHを低下させ、FSH、LHが上昇気味ですと、長期投与などで無月経状態又は閉経になることがあります。 |
EM、PRLに影響なし |
シクロフェニル系 誘発剤 |
おだやかに排卵を促すため、体への負担や過剰刺激などもほとんど起こりません。副作用の確認もほぼ皆無です。 |
E2値の上昇しにくい |
レトロゾール系誘発剤 |
乳がんの治療薬です。E2値の上昇がクロミフェンクエン酸塩系 から思うと上昇せずクロミフェンクエン酸塩系を利用されている方は卵子の成育過程の科学的環境に戸惑うこともありますが。E2低値でも成熟卵に育っています。レトロゾール系も副作用的なものが少なく利用にあたる医師にはメリットもありそうです。 |
誘発のレスポンスが高い |
HMG系 |
非常に誘発には適していて、効果的に反応する薬です。 |
PCOS |
HMG系 |
体外受精時のHMG系の継続投与でね原始卵胞の反応が高く、大量に卵子の成熟と採卵ができます。PCOS故卵子の質の低下はやむを得ないが、時として採卵30個→受精卵0個もあり得ます。 |
OHSS |
HMG系 |
上記のPCOSタイプのみならず、体外受精時のHMG系の投与で、多かれ少なかれOHSS(卵巣過敏症候群)の発生があります。しばらく胚移植で結果が出ない為、凍結胚にして保存が適切、黄体能力の回復、卵巣機能の改善わ確認してから再出発しましょう。OHSS時には、一発閉経になることもございます。この 体外受精方法が完全に体に合わない事を認識しよう。 |
AMH |
誘発剤総合 |
排卵誘発剤の投与は、原始卵胞の保有個数を一気に低下させ、卵巣の生涯を著しく短命化させます。そんな、誘発剤の使用を何故やめないのか、"みんなで使えば怖くない"体外受精施設もあります。 |
一発閉経の危険性 |
誘発剤総合 |
卵巣機能の低下程度であれば、生理周期に多少の影響がある程度ですが、強い過剰反応では、卵巣機能不全と言って閉経状態になります。たった一周期の投薬で一発閉経が発生いたします。また、継続的治療でも生理の中断や閉経状態になりますので、誘発剤の使用方法は目的を定めてうえで利用する事をお勧めいたします。 |
卵子の質 |
誘発剤総合 |
個人の能力を補佐する程度で育てた卵子、誘発剤下で成熟させた卵子、ほぼ自然に出来た卵子の受精卵は、流産もしにくく染色体異常を起こしにくい。 |
使わなくて済めば |
誘発剤総合 |
卵巣や生殖組織に対するダメージを考えると、使わなくて済めばそれに賛成です。しかし、使わなければ採卵が不可能な方もおります。基本的には、生殖医療は一時の事もありますが卵巣との付き合いは、たいへん長いものになります。少しでも長くその機能を維持していただくことが、女性らしさが生まれ、骨密度も低下せず、潤いのある障害を送るためにも、ほどほどにしましょう。 |
排卵誘発剤と鍼治療 |
ミスマッチの克服 |
現実的にはミスマッチです。鍼治療は鍼の力で卵胞を育てたり、卵子の質が悪ければカウフマン様に黄体管理もでき、FSH値の低下も可能です。すべてのエリアで生殖医療下の仕事はこなせます。誘発剤で採れた卵子に質の劣化があった場合は、婦人科エリアでは処置の方法がございません。そこで鍼で卵子の質の向上をサポートします。鍼治療の領域では生育できる卵子の数は一周期で多くて二個までです。良質卵の大量凍結を希望した場合は、鍼治療と誘発剤わ組み合わせ、採卵後は必ず黄体管理をすることで、最小限度の卵巣への負担で済ませるようにできます。ある意味、共同作業と言うことになります。いずれにしろ、患者様の希望や目的に対して、最小限のリスクと最大限の能力と誘発剤の特性を生かしたエリアの設立が可能であり、現実にそのような環境下で生殖医療に携わっております。 |
はり治療では | ||
誘発剤後のリバウンドのリカバーが可能です | ||
良質卵をつくりましょう | ||
体外受精で疲れた生殖組織の立て直しができます | ||
凍結卵の移植では、事前から黄体管理や着床に関するサポートができます | ||
疲れた卵巣や老化に追い込まれた卵子・卵巣の復活さぽーと | ||
生理の復活 |
ひとりひとり内容が違う、ひとりひとり治療も違う。 |
日本ハリセンターのサポートサービス
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