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しあわせをひとつ・・・・。 日本ハリセンター
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生理周期とホルモンの動態
卵細胞から成長した卵子は障害が無ければ排卵を迎えます。精子との出合いの前には、排卵、成熟卵、卵管通過、受精、着床と次々と予定が入ってきます。一つ一つを問題なく通過できればよいのですが、それぞれにルールがありそれを守って進みましょう。 |
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排卵期の問題点とホルモン動態 |
プレマリン投与中ですか? エストラーナテープを貼っていますか? | |
この周期は、内膜は厚くなり胚移植に適した準備?かカウフマン療法中です。卵胞は成長はいたしますが排卵はいたしません。周期的にE2値が低下すると、これらの投与もございます。 |
高温期は自力で形成されていますか? | |
黄体機能の主たる役割は受精卵の着床と妊娠維持に深くかかわっております。黄体機能が健全であれば卵巣の休息もとれ、次週期にはより良質な卵子の放出が可能となります。しっかりと黄体を形成させる事は卵子や着床能力両者に優位に働きます。子宮内膜症、チョコレート膿腫の方もご一考ください。 |
カウフマン療法中ですか? | |
一般的には、無月経症に用いる方法で卵胞ホルモン(プレマリン等)+黄体ホルモンの処方で薬物コントロールにより仮の生理周期の疑似対応です。このコントロール法での妊娠は不可能ですが、無月経症エリアでは生殖の安定維持を人工的に造っております。無月経症でない方がこの方法を利用することは、次に何らかの目的を持つた行動様式です。やや疲れた機能や今後行う予定の採卵等に優位に働かせるための方法です。 |
尿検査でLHがサージしてますか | |
自然妊娠を目指す方々にとっては、大切な生殖行動のなかの自然に営まれる「排卵」が非常に大切です。可能であれば「排卵日」や「排卵時間」まで解れば幸いなことで、その排卵環境を自宅でできる尿検査によるLHサージキッドは、忙しく毎日を過ごしているご夫婦にとってはありがたいアイテムです。このキッドはご夫婦に排卵日をお知らせするもので排卵時期が決まればタイミングがより取りやすく、妊娠確率も上がる事と思います。 |
血液LHサージ・・・・12mIU/mlで排卵のケースがあります。 | |
40歳を過ぎてやや生理周期が短縮し始めるころ(更年期のはじまり)の血液LH検査では、LHサージ・・・・12mIU/mlで排卵のケースがあります。一般的には、LH・・・20mIU/mlから排卵や採卵の準備になります。40歳すぎの方に係わらず、医家の卵胞チェックや排卵検査と卵子の成育環境に温度差を感じましたら詳細確認をすることも大切です。アンタゴニストの利用や採卵時期の再調整などから「排卵済み」をなくしましょう。 |
血液LHサージ・・・・約20mIU/mlで排卵準備 | |
一般的には、採血判断されるところであれば、LHが約20mIU/mlで排卵タイミングわはじめたり、複数個の卵胞が確認できればアンタゴニストで調整を計るのも、排卵をコントロールするうえで大切なことです。 |
血液LHサージ・・・・約60mIU/mlで排卵前後2時間以内 | |
まさしく、今排卵中と言うところです。排卵から前後2時間以内の数値と考えます。医家では、HCG5000の投与やスプレーなどにより排卵を促しタイミングの準備をいたします。 |
血液LHサージ・・・・129mIU/ml 当センター最高値 | |
1980年以来、日本ハリセンターにおける最高値です。(2016年5月に更新しました) |
排卵前後のP4値・・・・0.4ng/ml未満(生理期、卵胞期もほぼ同じ) | |
生理期~排卵前までは、P4値はほぼ0.5未満です。低温期におけるP4値の役割がすくなく、高温になってから活動の本番を迎えます。 排卵直後のP4値は0.5~1.0程度です。着床を考慮するにはP4値が10.0ng/ml以上が安心ラインと考えます。 |
排卵時前後のP4値・・・・排卵時前後のE2値・・・・600pg/ml前後 卵子2個成熟中 | |
排卵前のE2値が600pg/mlですと、卵胞チェックせず考えますと、 ①成熟卵2個 ②成熟卵1個+未成熟卵2~3個 ③PCOSの場合は未成熟卵が4~5個程度と考えます。 実際には採卵してみなければわかりません。 |
卵子の数が複数個のケースはアンタゴで排卵を止めようl | |
体外受精や一般タイミングで誘発剤の使用の際は、E2値が900~2500pg/mlなどと数値の高い方がおりまするこれは複数個の卵子が成長しているものと考えられます。卵子の成長はすべて均一成長ではなく、それぞれ不揃いですので均等環境をつくりタイミング法や採卵を行うため、排卵させないようにLHの上昇を阻害して排卵抑制してから目的に叶う対応を行います。 |
排卵後のP4値・・・整数値に近づく | |
P4が1.0ng/ml以上になった場合は排卵済みと考えてもよいと思います。ここから一週間後にP4値が最高値に達し、着床に深くかかわってまいります。 ※体外受精施設の簡易血液検査機には、P4値がD3で1.0ng/ml以上の数値になるケースを何度も確認しておりますが、これは機械の異常です。理解している医家では、検査会社での再検査もされいいるようです。 |
排卵時前後のE2値・・・・150~200pg/ml 卵子1個成熟遅い | |
実際には排卵期E2値卵子1個であれば250pg/ml欲しい!! E2値が150~200ですと卵子の空胞(EFS)や変性卵や未成熟(GV)などが考えられます。 ※排卵経口誘発剤フェマーラ(レトロゾール)使用の際は、E2値200pg/mlでほぼMAX値なので成熟卵になっている可能性が高いです。注意いたしましょう。 |
排卵時前後のE2値・・・・150pg/ml未満 採卵してもGV? | |
このレベルの数値では成熟卵には成長していないと考えましょう。この時点での決断は、採卵中止が妥当です。目的を果たせる可能性を秘めた卵子と考えられません。体外受精中であれば、EM、その他のホルモン濃度を考慮して採卵中止を進めます。将来の為にも、お金の浪費にもなりかねません。 |
排卵時前後のE2値・・・・250~300pg/ml 卵子1個成熟中 | |
卵子1個でLH>FSHでなければ、理想的環境と考えます。排卵時期を探して、タイミング法や採卵も視野に入れましょう。 |
排卵時前後の下腹痛、軽度OHSS 卵巣過敏症 | |
自然妊娠のタイミング法、人工受精、体外受精でも投薬が進むと様々な症状とともに、目的を持って進めてきた行動にストップがかかることがございます。大切な生殖組織ですので労わりも忘れないでください。 |
「排卵前に採卵」ができないケースに注意!! | |
①生理前に採卵日を決めておく施設 ②卵胞チェックだけで採卵する施設 ③採血+卵胞チェックで採卵する施設 ④卵胞チェック+EM値で採卵する施設 ⑤採血+卵胞チェック+EM値で採卵する施設などがあります。 採卵の不手際が非常に多く、患者様にはわからぬように操作してしまうこともなくはないです。一番多いケースは、採卵時に排卵してしまっていたケースでは、患者様には空胞でしたと言うコメントで実際には排卵済みのケースもなくはないと思います。時間とお金をかけて卵子を育てて排卵済みとは言えない苦肉の策です。排卵済み検査なら数円で済むのに、金額的には多額の請求が飛び込んできます。・・・・と言う夢を見ました。(空想の世界にすることでないと本音が言えない重い重い重圧がありますこの世界には) |
卵胞チェックとE2値から卵子の数と成熟度を予想しよう | |
一般的には、自然妊娠希望者は排卵までのシステム内容や誘発等に関するインフラは担当医に任せる場合が多いですが、体外受精エリアの採卵までの行動は、その人の、その時の、その薬の、その時期の在り方で採卵までの環境が変わります。事前に、卵胞期の環境を考え、卵胞チェックをしても、計画図と実施図が異なる場合が多く、このエリアのスキルを上げるためにも、答え合わせ的な対応ではなく、とっさの変化についていける深い対応と能力も必要かもしれません。 |
空胞(EFS)採卵しても卵子が存在しなかったケース | |
D3から時間をかけて育ててきた卵子、やっと採卵と言う時に空胞(採卵しても卵子がない)・・・納得できませんが落ち着いたらリセットしましょう。ただ、再三再四このような空胞ばかりの施設もございます。心して考えなければならない事は、「空胞」の検証です。採卵に至るまでの経緯や経過と科学的資料を調べましょう。 ※東京の体外受精施設で5回連続毎月採卵し5回とも全部空胞でした。中央区の知人医師で採卵し3個採卵し3個受精・・・1個移植 1個凍結 1個廃棄になり、移植した胚が妊娠いたしました。これ以上のコメントはいたしませんが、・・・何事にも注意が必要です。 |
変性卵・・・採卵しても卵子らしき形態をなさない | |
体外受精の際、採卵した卵子のグレードの分類の一つです。採卵卵子には ①成熟卵・・・・・・そのまま精子と出会い受精卵をつくります ②未成熟卵(M-1)・・培養してM-2にして受精卵をつくります )③未成熟卵(GV)・・廃棄卵子 ④変性卵・・・・・・廃棄卵子 ⑤空胞(EFS)・・・・なにもなし 〇変性卵に関しては、廃棄され体外受精は終了しますが、変性するほどの劣化卵子が採卵された経緯がよくあるケースとたまたま変性卵だったのかのどちらかかで今後の対応が変わります。 〇よくある変性卵に関しては、卵子の質の劣化と妻の卵子製作過程の問題がありそうです。 〇採卵卵子は妻の所有物です。受精卵は妻のものではありません。 |
成熟卵・・・このまま自然でも体外受精でも利用できます | |
体外受精ではこの成熟卵子を求めて採卵いたします。自然妊娠エリアでは成熟卵の判断基準は見えておらず、卵胞チェックやE2濃度から推測する域におります。成熟卵子と精子の融合で受精卵ができます。 受精卵の成り立ちは、女性側では成熟卵子以外の者は受精卵になれないし受精卵としての利用もできません。 |
未成熟卵子・・・M-1 IVM(体外培養)にてM-2(成熟卵)に | |
体外受精で採卵して、成熟しきれなかった卵子を未成熟卵と言います。未成熟卵には、培養して成熟卵になるものと成熟させても使えそうもない廃棄するものに分類されます。成熟可能未成熟卵子(M-1)を培養してM-2(成熟卵)にして受精卵を造ります。成熟しても使えそうもない未成熟卵子(GV)は廃棄されますが、何故卵子の質が悪いのかを検証して、改善を計り再度妊娠を求めてまいりましょう |
空胞(EFS)採卵が多い施設もあります。ご注意を | |
先ほども申し上げましたとおりで、施設間の発生環境にかなりの差がある事を念頭に持ってください。空胞だろう!! 空胞かもしれないなどと採卵前からわかるケースもございますが、体外受精施設では空胞なら再度体外受精を実施すればいい!!の一点張りで卵子の質を変えようとかM-2をつくろうとか重要なキーポイントを避けて採卵が積み重なります。私ども日本ハリセンターでは、良質卵の作成を中心ポイントととし改善治療をダイレクトに行います。 |
自然妊娠では、HCGやスプレーでの排卵とタイミング調整も | |
排卵時期に排卵調整のために行う行為のことです。HCG5000を注射すると36時間後に排卵になります。スプレーも同様で採卵時期が決定すれば自然タイミングやm-IUIやAIHなどの時にタイミングが合わせやすく確実にフィットいたします。 |
子宮内膜は10mmあればOKと判断 体外受精時も同じ | |
EM→10mmあれば安心なのですが、体外受精や人工受精やタイミング法でも受精卵の着床に関しては上記の数値以上にしておきましょう。子宮開膜はすべて均一で凹凸がないケースが理想ですが、たとえ10mmのEMでも薄い部位があれば結果が得られません。 最近では、エストラーナテープやプレマリン等で事前にEMをサポートする施設も増えました。高温期着床維持には注射や投薬や膣座薬などのホローアップで結果を導く施設もふえました。 |
ほぼ無謀、どこを向いて治療しているの? | |
子宮内膜が移植時に4mmでも、FSH30でも採卵・移植を実行しエストラーナやプロゲ注や坐薬も使わない"施設"注意が必要かも? P4確認せず 結果が出なければ毎週期体外受精が実施されます。この施設とは、お金の切れ目が通院の切れ目になっております。自然周期ではなく自然集金システムです。 |
クロミッドの副作用の忌避対応 | |
子宮内膜(EM)は経口誘発剤利用後の副作用として薄い場合、体外受精時は、受精卵を凍結して後で凍結卵のETを行いましょう |
もともと子宮内膜が薄くて移植できないケースの方もおります | |
エストラーナやプレマリンレベルではなく、「この事例の改善」しなくして体外受精施設の仕事なし、これを治すことが医師の能力です。採卵技術や受精卵の作成などの問題レベルと違う!! 技術は習得できるが能力は自己開発しか道は無し |
◇ 生理周期における排卵期の問診 ◇ | |
○排卵期の不正出血の経験はありますか | |
○子宮頸部ガンの検査を実施した事がありますか | |
○卵管造影検査を実施した事がありますか | |
○卵管造影検査で貧血を起こしましたか | |
○卵管造影検査(HSG)で卵管はどうですか | |
○排卵直前のLH . E2の値を教えてください | |
○排卵直後の不定愁訴などの症状がありますか | |
○排卵に伴う痛みの経験がありますか | |
○排卵痛の詳しい内容を教えてください | |
○排卵痛の疼痛時間は | |
○排卵期に不正出血がありますか | |
○排卵は両側卵巣から排卵しておりますか | |
○たとえば右卵管閉鎖で右卵巣からのみの排卵 | |
○体外受精経験者の方で採卵卵子が無かったケース(EFS)経験は | |
○体外受精経験者の方で採卵卵子が未成熟卵だった経験は | |
○体外受精経験者の方で採卵卵子が変性卵だった経験は | |
○体外受精経験者の方で未受精卵の経験は | |
○体外受精経験者の方で受精卵の分割停止の経験は | |
○排卵期におりものはありますか | |
○排卵期に頭痛をともなうことがありますか | |
○排卵期に寒気や冷え性をいつもより感じやすいですか | |
○基礎体温表に著明な排卵グラフが現れます | |
○排卵期のシグナルが基礎体温表に現れにくいです | |
○排卵の検査を自分で行っておりますか | |
○婦人科で排卵チェックをおこなっておりますか | |
○薬局で排卵テスト試薬を購入して排卵を確認している | |
○子宮内膜の厚みの検査は | |
○卵胞液のチェックは | |
○諸問題から夫の精子を凍結しています | |
○現在タイミングのみで受精ー妊娠を考えています | |
○現在人工受精を行なっております | |
○現在体外受精を行なっております | |
○現在顕微受精を行なっております | |
○HCG投与後の排卵までの時間を教えてください | |
○過去に体外受精や顕微受精をおこなったが現在は自然妊娠を実施中 | |
○中間出血量が多いためタイミングがはかりにくいです | |
○子宮内膜が薄すぎて体外受精や人工受精が実施できません | |
○P4のあがり方が遅くて受精卵の着床ができにくい | |
○現在卵子が成長しなかったり、卵子の自然排卵ができません | |
○冬季やストレスで排卵期が延びてしまう | |
○排卵まで生理から10日以内です | |
○排卵まで生理から30日前後かかります | |
○前周期でできた卵子が次の周期で排卵する異常排卵があります | |
○排卵期の精神的な不安定感がありますか | |
○排卵期にグラフで著名な温度下降がありますか | |
○排卵後のグラフが急上昇しますか | |
○低温期と高温期の高低さがはっきりとありますか |
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