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  日本ハリセンター   妊婦の不安神経症
         















妊婦の不安神経症
 妊婦の不安神経症はこころの病のひとつですが、妊娠したことにより、すべてのことがらを妊娠と結びつけて考える為、何事に対しても不安や不確実性や安全・安心神話を自ら崩し自分で全てを確かめつつ行動するようになります。これは、周囲から見ると少し「やりすぎ」に見えることもありますが、すべては「生まれてくる赤ちゃん」のための「母親」としての行動のようですが、度を過ぎるとやはり心配になります。深みにはいらないうちに受診をお考えください。不安神経症も妊娠による中枢性機能の一過性障害で神経伝達物質の調節異常や大脳基底核の代謝異常などと捉える考えもあります。
「不安神経症」とわかったら

               
○睡眠障害・・・よく眠れない・起床後の倦怠感
○運動系の緊張・・・緊張性頭痛、肩こり感、振るえ、じっとしていられない
○自律神経系症状・・・ふらつき、発汗、頻脈、めまい、口の渇き、頻尿
○一般の方の不安神経症もまったく原因が不明な状態です。
○一般治療は、抗不安薬、βブロッカー、SSRIなどですが、妊婦のため投薬が制限されます。

  
○はりによる治療は、カウンセリングの充実、お話をよく聞くこと
○何らかのホルモン分泌の異常があるはずですので、詳細の検査を実施。正常な妊婦に関しても非妊婦の女性ホルモンの分泌量の約1000倍量に妊娠初期でもなりますので、何らかのペプチドやホルモンの関与を考えます。
○自律神経失調やメンタル障害に用いるツボと「気」の病の経絡治療を行います。
○マタニティブルーと多少違いがあり、自宅でのリラックスや家族での成果さ環境下でのケアーはあまり効果が及ばないようです。
○責任ある事や手続き書類など気を使う作業はなるべくパートナーに任せましょう。
○新たな情報は新たな病状を惹起します。情報を増やぬ対応を。
○15週を過ぎてから病状が現れる場合が多いようです。
治療にあたって

           
○軽装での来院、母体の体調の確認、金属アレルギーの確認
○鍼治療は約30分、経絡治療も含む、刺入痛覚なし、個人はりを使用。
○予約制で週1回の治療を行います。
○はり治療日の入浴、プール、温泉は禁止、シャワーはOK
○鍼は「痛い」感覚はまったくありません。
病状の理解

            
○この疾病は、強く長い不安が続くと、めまい、頭痛など上記に記した症状が発病いたしますが、病気なのか心配性なのがの適切な区分けが出来ず、病気か病気ではないか?の判断に躊躇し深みに入ってしまうこともございます。このような環境に遭遇されましたらば、夫ないし家族の方の適切かつ迅速な対応をお願いします。強烈なメンタル障害と違い、穏やかな症状ではあるものの、常に不安な心理状態は維持され、患者様の苦しみは少なくありません。周囲の人の理解も必要なようです
○妊婦の不安神経症を含め妊娠領域の鍼治療は、一般の鍼灸院ではほとんど取り扱いが出来ません。専門的な知識と「妊婦」特有のカテゴリーの中で医療を行わなければ、危険がともなうことが想定されるからです。日本ハリセンターでは、専門的エリアとして安心した鍼治療をご提供しております。
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