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しあわせをひとつ・・・・。 日本ハリセンター
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女性不妊症 ー 臨床不妊因子100
臨床不妊因子1~10 |
赤ちゃんに恵まれない理由には様々な原因が考えられます。不妊治療として臨床処置を行う上で、患者様の不妊環境を確認した上で臨床を行っていきます。病的環境がはっきりわかっている方ばかりではありません。患者様の置かれている状況、穏やかなサイン、微細なシグナル、不妊症状などを確認しつつ、鍼治療を行いたいと思います。これから下記に記述したものは全てではありませんが、日本ハリセンターの行う鍼治療はこのような形で行われる事をすこしご理解頂ければと存じます。 |
1 | ◇ 残卵障害 ◇ |
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前の生理周期で排卵せずに遅延生育していた卵子が生理後に排卵する障害です。前生理周期の卵子の為、劣化が激しく受精卵をつくるに値するものではありません。このような、卵子によって新しく育つはずの卵子が阻害されてしまい妊娠が出来ない状態になってしまいます。ほとんどの場合、E2値が100pg/ml以上になっております。このような状態にならないような改善を行いましょう。 |
2 | ◇ PCO(多嚢胞性卵巣)と下垂体対策 ◇ |
卵巣においてネックレス状に卵胞が出来てしまい。体外受精などでは、刺激を加えると10や20個の卵子が採卵されます。この卵子も非常に質の劣化したものが多く、受精卵になる確率も低いようです。このような下垂体の障害によるもので、ゴナトロピン性腺刺激ホルモン環境の改善を行い、LH>FSHの環境をLH<FSHにする事がポイントのようです。 | |
3 | ◇ OHSS(卵巣過敏症候群) ◇ |
体外受精時の排卵誘発剤の投与により、卵巣が腫れてしまい腹水、腹部膨満などの症状でつらい体外受精の体験になってしまいます。もちろん着床能力も低下して妊娠にも影響いたします。このOHSSは上記のPCOと深い関係があります。このような卵巣反応がある方は、誘発剤の使用を控えて、自然に近い状態での取り組みや鍼治療での良質卵子の改善もお考え下さい。 | |
4 | ◇ 激痛生理と卵巣&子宮 ◇ |
体激痛生理の患者さまは、不妊こエリアの患者さまだけでなく10代の女性も多く来院しております。投薬しても痛みが止まらなかったり、登校や就業が貧血で寝込んでしまうような強い症状の為できずお困りです。鍼治療では、子宮の内膜、子宮の発育、卵巣機能の改善をはかり苦しまない生理期間をつくっております。 ※治療にあたって子宮内膜症の確認も大切です。 |
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5 | ◇ 小児夜尿症 ◇ |
普通幼児期2~3才までには、オムツから開放されますが、小学生になっても夜間に尿意が無く放尿してしまう状態を小児夜尿症と言います。男女を問わず中枢性の機能低下症の一症状で、不妊治療を行う上で、何ら病変が不明で、機能性障害による不妊症でかたずけられてしまいます。小児の頃の症状が大人になっても影響されるケースです。 | |
6 | ◇ 自律神経と性中枢 ◇ |
間脳-視床下部には、自律神経の中枢、性中枢、温熱中枢など生命の恒常性を維持するのに大切な中枢組織が集まっております。何らかの刺激で自律神経が壊され交感神経と副交感神経のリズミカルな拮抗作用が失われてしまい、さまざまな症状を示します。性中枢は、自律神経の中枢の隣りにある為、正常な妊娠能力があってもそれが破壊される事もございます。 | |
7 | ◇ 生理‐愁訴と便通-軟化 ◇ |
黄体の急激な退縮とともに生理になります。生理期は免疫的にも低下する時期で、さまざまな愁訴が現れます。その中でも著明に変化するのが黄体期の便秘→生理期の下痢です。この生理周期の環境は体に現れる症状と心に現れる症状がありますが、どちらが現れても困るものです。女性の複雑さがよくわかりますが、改善も心がけましょう。 | |
8 | ◇ クロミッドで低温期が高くなるタイプ ◇ |
クロミッドは卵子を育てる誘発剤ですが、経口投与により卵子の成長を助け妊娠しやすい環境に持っていく役割を果す薬です。卵子の成長の援助とは裏腹に、頚管粘液量の低下、プロラクチン値の上昇、子宮内膜が薄くなるなどの副作用も兼在しております。人によっては、良い薬ではあるものの悪い薬でもあります。体質を考えた処方も大切です。 | |
9 | ◇ 染色体とdel障害 ◇ |
問題になるのはBIOPSY-ICSIや劣化精子による顕微受精などで、男性不妊が絡む顕微受精下では、常に染色体の異常、特に数の異常や一部欠失、遺伝子障害などこれらの事が流産した胎児から多く見られます。不安定な生殖医療の問題点ですが、良質な精子や卵子を作りルールに定めた範囲で安全な対応が必要なようです。挙児希望!! が挙児希望?になりかねません | |
10 | ◇ 不育・流産の検査と対応 ◇ |
下記の検査を行いながら、適切な対応と妊婦の黄体機能管理をあわせて行います。 ○抗カルジオリピン抗体Ig-G ○カルジオリピン抗体Ig-A ○PA結合蛋白依存性Ig-G ○PA結合蛋白非依存性Ig-G> ○PA結合蛋白依存性Ig-A ○PA結合蛋白非依存性Ig-A ○抗フォスファチジルセイン抗体Ig-G ○PT ○抗フォスファチジルセイン抗体Ig-A ○凝固因子 ⅩⅡ ○NK活性 ○プロテインC活性 ○プロテインS活性 ○ループスAC(ACTT) ○抗カルジオリピンβ2-GP1抗体 ○細胞性免疫 ○フォスファチジルセインエタノールアミン ○LAC |
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