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しあわせをひとつ・・・・。 日本ハリセンター

女性の生殖エリアのホルモン動態は「生理→卵胞期→排卵期→黄体期」の順にホルモン濃度も常に変動して、生理周期の環境をサポートしております。常に正常な分泌をしているかどうかを確認して対策を講じます。重要な監視地点がいくつかございます。何処に、どんな不具合やリスクが見つかるかわかりませんが、無視したり、未調整のままですと挙児希望が望めません




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ホルモン調整
 女性の生殖エリアのホルモン動態は「生理→卵胞期→排卵期→黄体期」の順にホルモン濃度も常に変動して、生理周期の環境をサポートしております。常に正常な分泌をしているかどうかを確認して対策を講じます。排卵期の卵胞チェックと採血、LHサージ検査をしてタイミング法を実施する事は有名ですが、それ以外でも重要な監視地点がいくつかございます。何処に、どんな不具合やリスクが見つかるかわかりませんが、無視したり、未調整のままですと挙児希望が望めません。



生殖エリアのホルモン動態とその調整


生理周期とホルモン動態の確認と処置
※ここでは検査の単位を省略しております)


 生理周期が不安定な場合は  


無月経症や周期が不安定でいつ生理になるかわからない方は、タイミング法から体外受精までの不妊治療を行うにおいて、ベースになる黄体組織の不全状態では、無月経症や生理周期の安定をはかってから不妊治療に取り組みましょう



不定期生理  


とりあえず、D3を確認しよう。FSH LH PRL E2が不安定だったら、安定するまで、治療を行ってから不妊治療をしましょう。(リセットするか黄体管理の選択)



生理期の生理量や生理症状に不安があるケース  


子宮内膜や黄体の形成能力の低下があれば、不妊治療できません。まず、FSH値の確認からはじめましょう



 前の生理周期が未破裂卵胞や無排卵だったら  


とりあえず、D3を確認しよう。FSH LH PRL E2が不安定だったら、安定するまで、治療を行ってから不妊治療をしましょう。(リセットするか黄体管理の選択)


生理以外に不正出血が頻繁に発生していたら  


卵巣機能の低下症が疑われます。卵巣の働きを正常に戻す治療を行い、不正出血の減少とともに全周期のホルモン確認が必要です



 誘発剤投与中に下腹痛が継続的に続く  


卵巣機能の過敏症で、経口誘発剤の毎周期投与による副作用で、この下腹痛が存在するうちは、不妊治療を行っても着床が難しい。一定期間投薬の中止と黄体管理下でしばらく卵巣を休ませてから、無投薬妊娠も可能であれば進めましょう。



 チョコレート膿腫など器質障害があったら  


器質障害の改善が第一です。ラバロスコープなどの処置からしばらく生理を止めて、器質障害を抑え込む治療や器質障害のレベルにもよりますが、不妊治療を行えるのであれば、間脳→FSHの調整で良質卵の改善をはかってみましょう



 卵管水腫が発生していたら  


チョコレート膿腫などの器質障害やクラミジア感染症などの由来から発生しやすい症状ですが、第一に着床に問題を起こすケースが多いようですので、このエリアのグレートを変える必要がありそうです



 風疹抗体価が低かったら  


時期により大流行する場合があるのと、妊娠初期に感染したらほぼ胎児に異常が発生するものと考え、抗体価の確認と予防接種が必要です。



 ネックレスリングがあったなら  


PCOS(多嚢胞性卵巣)の為、体外受精時には、刺激によりますが10個以上~20個程度採卵される場合が多く、受精卵をつくる段階で、数%しか受精卵になれないケースが多く、非常に困惑するとともに、OHSS(卵巣過敏症候群)が合併するケースが多く見受けられます。婦人科では、これらの環境を改善する方法は無く、あるとすれば、体外受精時の刺激方法の改善ぐらいですが、これでは、少量の採卵数になるかもしれませんが、良質卵の改善は不可能です。鍼治療では、下垂体のホルモンバランスを変えるだけで、自然妊娠も可能になります。しかし、OHSSで疲れた卵巣はしばらく休暇をとってから再出発をしましょう。



 前周期β-HCG値が整数値反応していたら  


前周期に着床・妊娠しますとHCG-βユニットが0.0以外の数値になります。ゼロにリセットされないと、非妊婦でも妊婦として認識され、着床はできません。科学的妊娠などは、このケースです。しっかり、ゼロになってから不妊治療を再会しましょう。



 黄体期P4値が低値ならどうする体外受精  


体外受精を完全に中止して、黄体ホルモンの形成を中心にした治療を行いましょう。体外受精や婦人科では、黄体補充剤、注射、坐薬があるから関係ないなんて言うけれど、P4値が10以上になるまでは体外受精を中止しましょう。妊娠できないのがわかっていたり、妊娠着床率が極端に低下するので、お金がもったいない。結果の出ない体外受精、お金の切れ目が縁(治療)の切れ目にならぬよう考えましょう



 D3・・・FSHが15以上(E2正常値)だつたら  


体外受精を完全に中止、体外受精を実施するか否かのガイドラインすれすれの数値です。もしも、妊娠しても、受精卵の染色体や奇形に不安がつのります。可能なら、鍼治療で、FSHを一桁台にしてから体外受精を進めよう。



 D3・・・LHが10台だったら  


〇二桁台のLHは、卵巣機能低下症や更年期閉経前の状態
〇E2が三ケタ台にあれば、サージ前と考えられます。
〇LH>FSHの図式で、良質卵の改善が考えられます。
〇卵巣や子宮の器質障害も考慮
前後の状況を把握して対処しましょう



 D3・・・LH>FSHだったら刺激法を考慮?  


自然妊娠を希望であれば、図式の変更で脳-卵巣の相関関係から、プログラムを作り結果を得られやすくします。鍼治療ではさほど難しい事ではありません。一般的には、PCOSと卵子の関係を考慮してLH<FSHに変更しよう。それは、良質卵の製作や受精卵の分割停止の予防の為です。体外受精では、胚移植までたどり着かない部分で体外受精が中止になります。体外受精エリアのごく一部の医師は、可能であれば糖尿病治療薬の処方で乗り切る方もおりますが、体外受精では、結果の残りにくいエリアです。鍼治療は、体外受精から自然妊娠に変更しても妊娠できるエリアです。



 D3・・・E2→計測不能orLOW、FSH→45だったら  


〇ピルリセット後、カウフマン療法後、鍼黄体管理治療後であれば、自然周期の体外受精でも、採卵できる可能性が高い。D8~D10の採決の結果が楽しみです。
〇卵巣が機能を失っている状態で、この状態では、HMGや経口誘発剤を利用しても、卵胞の確認は難しい。体外受精エリアでは治療終了になります。ここからが治療の始まりで、「諦めんとよか」エリアでは、45才体外受精16回実施し生理が止まり、閉経状態から復活し自然妊娠で妊娠されるケースは稀なことではありません。AMH0.1未満



 D3・・・E2→100以上だつたら  


前周期の卵子が成育途中で、残卵障害といいこの周期ではD12前に排卵する場合が多いです。一般的には、この周期では、良質卵子に恵まれないケースが多いため体外受精は中止になります。何故こんなことが起こるのか?・・・・年齢とともに黄体の退縮や体外受精時の黄体サポートなど薬禍によることが多いです。再発防止には、健全な黄体を自力でつくる事が大切ですが、それはできませんので、体外受精では、カウフマン療法やピルの処方でリセットしております。鍼治療では、黄体機能の形成関連のツボを利用いたします。
また、高齢、体外受精回数の多い方、閉経前、AMHの低下等で卵子の成育が難しくなった方は、鍼の黄体調整から生理期に体外受精施設での採卵する方法も可能です。



 D3・・・E2→300 卵胞径→20採卵する?  


上記の話の続きになりますが、卵子の成育と採卵に困っている方は、一定のルールの下で無投薬状態て鍼のみの治療で卵子わ育て→体外受精施設にバトンタッチをするシステムも利用できます。その際は、個人個人ホルモン濃度や組織の機能の度合いも考慮して個々に鍼治療で成育操作を行っております。



 D3・・・FSH→5~9 LH→2~5だつたら  


この数値は、一部のホルモン値(最低でもE2値が表示されておりません)では、何も行えません。体外受精エリアと鍼治療の合同治療では、たとえD8で良好環境が芽生えていても、手は出さない、作業は中止します。このエリアで仕事をさせていただいている鍼灸師としての小さな抵抗です。何十万とかかる体外受精の費用の中で、採血に手を抜く技術者の手法には染まりません。



 D3・・・FSH→1~2 LH→0.5前後なら  


中枢性機能低下症がうかがえます、無月経症や長期に渡りピルの投与者や突発性の中枢性機能不全などが考えられます。体外受精エリアで進めるにはかわいそうです。安定したホルモン濃度に復帰させてから患者様の希望を考えましょう。もちろん、自然妊娠も考えます



D3・・・PRL→70だつたら  


一年に2~3人ほどお会いするケースです。まず、脳外でのMRIから悪性疾患の確認、視床下部エリアのホルモ環境の確認、生理の有無、TRHホルモン負荷テストなど、何故、この数値が出たのかを検証いたします。今の状況を正確に診断又は治療処置されてから不妊治療を考えましょう。



D3・・・生理量が異常に低量だつたら  


生理量と生殖能力は関係の深い間柄です。低量生理なら、体外エリアでは、採卵までで以後は、受精卵の凍結とともに黄体能力の改善治療を行いましょう。生理周期のプログラムはほっといても変わらない。



D3・・・生理周期が60日周期以上だつたら  


長周期の生理周期の人、生理周期が定まらない人、生理が一年に数回程度の人は、「周期の確保と安定」を考慮して間脳-視床下部エリアから"生理整頓"を心がけましょう。



D3・・・T-CHO、LDL値が高値の人は  


T-CHOやLDL値が高値を示すと、女性ホルモンの生産が抑制されます。現れてくる環境は、卵子の劣化を中心とした分野、黄体形成不全や着床能力、受精卵作成時の分割停止や分割速度の低下等不妊環境を増幅させる好まざる働きがあります。



D3・・・貧血は大丈夫ですか  


全ての環境下で問題なく、受精行為や受精卵の胚移植を行っても着床いたしません。母体を妊娠末期の貧血症から来る合併症などを防止するための生体防御反応です。



D3・・・自己免疫疾患のある方は  


不育症と習慣性流産を除く自己免疫疾患の治療では、あの手、この手でプログラムの調整を計り経過と治療の推移と変化をみて、治療を進めます。非常に難度が高く、体外受精エリアでも妊娠率は5%程度と考えます。



D3・・・Dダイマーを考慮する?  


自己免疫疾患関連時には、受精や着床を考慮した場合、何らかの対策も必要になります。低い妊娠率にメスを入れましょう。



D3・・・A1Cの高値の人対策は考慮する?  


糖尿病患者様の多くは、卵子の劣化に悩んでおります。良質卵子に改善するにはどうしたらよいか?  採卵卵子には、成熟卵でなければ受精卵になりせんので、未成熟卵(M-Ⅰ)からの培養で成熟卵(M-Ⅱ)に改善はできますが、それ以外の卵子はすべて廃棄になります。A1Cの高い人は成熟卵の採卵が低いため、体外受精が採卵までで終了してしまうことがございます。一度も胚移植の経験をしたことがない体外受精利用者も少なくございません。体外受精施設の方針は、採卵の回数を重ねて成熟卵を探そうという方法です。劣化した卵子を改善しようとする考えが乏しく、金銭的負荷がかかってしまいます。卵子の質を変える事・・・これが仕事です。



無駄な出費は避け、チャンスをつくろう  


毎周期体外受精をやらせられる施設があります。半強制的に強引な診療計画から、卵子の採卵を一年中実施しています。受精卵が着床しなければすぐに次の月に採卵を行い毎回毎回同じことの繰り返しをおこなっております。結果が出なければ、何故、と言う疑問の追及と治療の改善など高学歴らしき対応や能力を発揮して欲しいと考えます。「お金の切れ目が縁(治療)の切れ目」でなく「妊娠が縁の切れ目」にしたいですね。体外受精依存も一考を。



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