詩誌「ERA」紹介

[第三次ERA同人名簿 ]
  相沢正一郎 青木由弥子 池田順子 井手ひとみ 伊与部恭子 荻悦子 大林美智子 小笠原茂介 尾世川正明 方喰あい子 川井麻希 川中子義勝 北岡淳子 北原千代 清岳こう 草野早苗 佐々木朝子 瀬崎祐 鷹取美保子 田中眞由美 田村雅之  中井絵美 橋浦洋志 彦坂まり 日原正彦 藤井雅人 細野豊 八重樫克羅 吉野令子
  ERA第3次は、同人や編集に変更がないため継続することにした。これを機に散文部分に工夫を加えてゆきたい。(編集・発行人)
 
[第3次第15号 編集後記]
 五月になって漸く開始された(非常勤先の)春学期は、オンライン授業(激務!)の要請を受け、ついに一度も学生と対面で話す事なく、八月に成績を出した。詩人の会や他の責務なども。中止やオンライン会議となって、家に籠もる生活が続いた。幸い、本務に就いていた頃も、他の人より家に居る時間が長かったので、家人にさほど困った顔をされずにはすんだ。蟄居生活のため余裕を持って〆切前に送稿していたが、先日ついに遅延のお詫びをした。本誌の先号を発行する頃、感染への懸念がすでに社会の深刻な問題となっていた。それ以降も、お送りいただいた詩誌の多くに、主題として表現した詩やエッセイ、後記などに述べられた感慨を拝見している。災害の記憶と同じように、沈黙からやがて言葉が発せられる源となるだろう。

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