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OLYMPUS OM-1

Last Updated May.16.2006

フォーカシングスクリーン

 懐かしいものが出てきたので、アップしました。
 オリンパスOM-1・2用のフォーカシングスクリーンの中に入っていた説明書からの抜粋です。画像は説明書をスキャンしたものを、ある程度修正加筆してあるので、実物と一致しない部分も有るかと思います。
 方眼スクリーンが無いとは思いませんでした。
 自作するしかないかぁ。
 ちなみに、1-2の定価は1,500円でした。他のタイプもほぼ同じではないかと思います。
 古い資料で印刷が不鮮明な部分があったので、間違いがあるかもしれません。
 この資料は、OM-2が発売された頃のものなので、その後に発売されたものについては、わかりません。

1-1 マイクロマット式(一般全レンズ用)

 一般撮影に最適な標準タイプです。中央のマイクロプリズム部およびマット面で、正確なピントが合わせられます。マイクロプリズムの像のギザギザがなくなりはっきりとしたとき、ピントが合っています。
 絞りがF5以上暗くなりますと、マイクロプリズム部に黒いかげりがでてきますので、ピンとはマット面で合わせてください。露出計はそのまま使えます。

1-2 マイクロマット式(望遠・標準レンズ用)

 標準から望遠レンズに適した一般撮影用のスクリーンで、中央のマイクロプリズム部およびマット面でピントが合わせられます。
 絞りがF8以上暗くなりますと、マイクロプリズム部に黒いかげりがでますので、ピンとはマット面で合わせてください。露出計はそのまま使えます。

1-3 スプリットマット式(一般全レンズ用)

 一般撮影に適し、正確なピンと合わせができます。標準タイプの1-1と同じ目的に使えますが、上下像合致式を好まれる方に最適です。特に適当な縦線がある被写体の場合には、使い易くなっています。スプリットプリズムの上下の像が一致するようにピントを合わせます。
 絞りがF5.8以上暗くなりますと、スプリットプリズム部に黒いかげりができます。露出計はそのまま使えます。

1-4 全面マット式(一般全レンズ用)

 一般撮影に適し、マイクロプリズムやスプリットプリズムのないすっきりとした視野を好む人、また特にマット面でのピンと合わせをする人には便利です。超望遠レンズやマクロレンズとかベローズを使った接写などでの撮影には最適です。
 ピントを合わせやすいようにマット面の粒子は荒くなっています。ピンとは像のボケがなくなり鮮明になったときに合っています。露出計はそのまま使えます。

1-5 マイクロ透過式(広角・標準レンズ用)

 広角・標準レンズに適した透明なスクリーンですので、暗い被写体でも非常に明るい視野が得られます。広角レンズでのスナップ撮影に最適です。ピントはマイクロプリズム部でギザギザが消え、像がはっきりするように合わせます。
 マット面がないので被写界深度は確認できません。露出計は、レンズにより針の振れが変わりますので使えません。

1-6 マイクロ透過式(望遠・標準レンズ用)

 望遠・標準レンズに適した透明なスクリーンで、暗い被写体でも非常に明るい視野が得られます。ピントは1-5と同じようにマイクロプリズム部で合わせます。
 マット面がないので被写界深度の確認はできません。また露出計も使えません。

1-7 マイクロ透過式(超望遠レンズ用)

 主として超望遠レンズに使えるよう開発された透明なスクリーンで、1-5と同じく非常に明るい視野が得られます。絞りがF11でもマイクロプリズム部に黒いかげりがでないので、超望遠のような暗いレンズでもピント合わせが可能です。
 マット面がないので被写界深度の確認はできません。また露出計も使えません。

1-8 全面マット式(天体望遠鏡用)

 主として超望遠レンズ、天体望遠鏡用に開発された、フォーカシングスクリーンです。全面がきめの細かいマットですから、すっきりした視野がえられます。
 天体望遠鏡用として使用するとき、直接焦点撮影法、拡大撮影法のどちらでも明るい画像がえられ、露出計はそのまま使えます。

1-9 透過式(内視鏡写真撮影用)

 内視鏡撮影用スクリーンです。フレネルがなく、直径23mmのコンデンサーレンズ式の透明なスクリーンなので暗い被写体でも明るくすっきりした視野が得られます。
 内視鏡にカメラを取り付けると常にピントが合いますので、被写体をのぞいてのピンと合わせは必要ありません。露出は内視鏡の自動露出装置で行います。

1-11 十字マット式(接写・拡大撮影用)

 ベローズや中間リングなどを用いた接写、拡大撮影に便利なスクリーンで、中央部は透明で、二重十字線、周辺部は細かいマット面になっていいます。
 倍率の低いときはマット面で、等倍以上では1-12タイプと同じように二重十字線を利用してピントを合わせてください。露出計はそのまま使えます。接写で白地に黒点など、試料の状態によっては補正が必要です。

1-12 十字透過式(顕微鏡写真・等倍以上の拡大撮影用)

 顕微鏡写真、およびベローズを使用した等倍以上の拡大撮影に最適です。透明なスクリーンですので、暗い被写体でも明るい視野が得られて便利です。
 ピントを合わせるには、まずディオプトリックコレクションレンズあるいはバリマグニファインダーを用いて、二重十字線がはっきり二本に見えるように視度を合わせます。次にピントを調節して、十字線と試料が同時に鮮明に見えるようにします。露出計はそのまま使えます。顕微鏡写真で白地に黒点など、試料の状態によっては補正が必要です。

1-13 スプリットマイクロ式(一般全レンズ用)

 一般撮影に適し、正確なピント合わせができます。中央にスプリットプリズム、その周辺がマイクロプリズムになっていますので、1-1,1-3のフォーカシングスクリーンと同じ目的に使用できます。
絞りがF5以上暗くなりますと、マイクロプリズムやスプリットプリズムにかげりがでてきますので、ピントはマット面で合わせてください。内臓の露出計はそのまま使えます。

適用レンズ表

形式1-11-21-31-41-51-61-71-81-91-111-121-13
マイクロ
マット式
マイクロ
マット式
スプリット
マット式
全面
マット式
マイクロ
透過式
マイクロ
透過式
マイクロ
透過式
全面
マット式
透過式十字
マット式
十字
透過式
マイクロ
スプリット式

フィッシュアイ
8mmF2.8
......
フィッシュアイ
16mmF3.5
......


21mmF3.5......
MC24mmF2......
24mmF2.8......

MC28mmF2......
28mmF3.5.......
MC35mmF2......
35mmF2.8......

55mmF1.2.....
50mmF1.4.....
50mmF1.8.....
マクロ
50mmF3.5
......
ズーム
75-150mmF4
.......
形式1-11-21-31-41-51-61-71-81-91-111-121-13

85mmF2.....
100mmF2.8.....
135mmF2.8.....
135mmF3.5.....
200F4.....
200mmF5......


300mmF4.5....
400mmF6.3....
600mmF6.5.....
1000mmF11.....


マクロ
20mmF3.5
.....
マクロ
38mmF3.5
.....
1:1マクロ
80mmF4
......
顕微鏡写真撮影...........
天体写真撮影...........
内視鏡写真撮影...........
形式1-11-21-31-41-51-61-71-81-91-111-121-13
マイクロ
マット式
マイクロ
マット式
スプリット
マット式
全面
マット式
マイクロ
透過式
マイクロ
透過式
マイクロ
透過式
全面
マット式
透過式十字
マット式
十字
透過式
マイクロ
スプリット式

*特殊はベローズ使用

 レンズとスクリーンの組み合わせが適当であることを示します。露出計はそのまま使えます。
 但し*印のものは、マイクロプリズムやスプリットプリズムあるいは画面周辺が暗くなったりしますので注意してください。

 レンズとスクリーンの組み合わせは適当であることを示します。
 ただし、OM-1のとき、OM-2がマニュアルのとき内臓の露出計は使えません。またOM-2がオートのとき得られる露出は適当ですが、ファインダーに表示されるシャッタースピードに誤差が生じます。

 

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