検査機器
当院では採血、心電図、単純X線などの検査のほかに以下のような検査が可能です。
脈波(血管年齢) ・ ホルター心電図 ・ 腹部超音波 ・ 24時間血圧モニター検査 ・ オージオメーター(聴力) ・ 骨密度(DIP法)
脈波(血管年齢・動脈硬化)
この検査では、あお向けに寝た状態で両腕・両足首の血圧と脈波を測定します。時間は5分程度で、血圧測定と同じ感覚でできる簡単な検査です。
下記二つの指標を計測します。
○動脈のかたさ・CAVI(キャビィ)
血管の硬さを示す指標です。
同じ性別、同年齢の健康な方の「CAVI」平均値と比べることで、「血管年齢」がわかります。
○動脈の詰まり・ABI(エービーアイ)
足の動脈の詰まりを表すのが「ABI(エービーアイ)」です。下肢動脈の狭窄・閉塞を評価します。
閉塞性動脈硬化症などの末梢動脈疾患(PAD)の診断に用いられる指標です。
上記疾患の症状は「歩行時の足の痛み」としてあらわれることがあります。
ホルター心電図
最長で7日間計測可能の心電図を記録して不整脈 狭心症など虚血性心疾患、の有無 種類、薬の治療効果、自覚症状の原因 などを調べたりする検査です。
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どんなことをするのですか
当院で利用のホルター心電図ハートノートの特徴
装着中でもシャワーや半身浴OK!
30mm x 100mm、重さ12gと、コンパクト
最長で7日間計測可能
機械の装着と説明で約15分〜20分程度です。
はずすときには約5分程度です。
腹部超音波(エコー)検査
超音波検査とは、超音波を利用して、肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓などの内臓などに異常がないかどうかを調べる検査です。
超音波とは産婦人科で妊婦さんの胎児の大きさや状態を調べるのに使う機械というと分かりやすいかもしれませんね。
腹部超音波検査でなにがわかりますか?
例えば、肝臓では肝臓内の嚢胞や腫瘍などの病変や慢性肝炎、脂肪肝など、胆嚢では胆石、腫瘍、胆嚢炎など ほか膵臓、腎臓などの病変が観察できます。
上腹部痛の原因を調べる時や肝機能障害の時に有用です。
特にB、C型肝炎など慢性肝炎の人は定期的に行うべき検査です。
腹部超音波検査の実際
患者さんの体格や病気の有無、あるいは検査目的によっても変わりますが、おおむね15分から30分程度です。
患者さんはおなかや胸を出して、ベッドに仰向けに寝ていただき、ゼリーを塗って、超音波の出るプローブと呼ばれるものを当てるだけです。
腹部超音波検査は基本的に空腹時に行います。
なお、痛みや放射線被爆などいっさいありませんので、安心して検査が受けられます。
24時間の血圧の変動や薬の効果を調べる検査です。
早朝高血圧や仮面高血圧を見つけたり調べることにも使います。
仮面高血圧とは病院の外来で測る血圧は正常なのに、家庭で測る血圧が意外に高いことを言います。
当日
翌日
当日は携帯用血圧計の装着と説明など約20分程度で終わります。
糖尿病検査
グルコース分析装置 ポケットケムBG PG-7320
グリコヘモグロビン分析装置The Lab 001
オージオメーター
聴力検査する機器です。
労働安全衛生法による健康診断などにて使用されます。
骨密度
骨粗鬆症の検査です。
DIP法。