よく、聞かれる質問・・・・・
1.ネオンは、電気代がかりませんか?
ネオンは、トランスで電圧を15000Vまで上げます。(近年、低圧仕様も創られています。)
その、トランス1台で約40W蛍光灯1本分の電気消費量です。
ネオン直管で、約8mがトランス1台でまかなえる計算です。
店舗の壁のワンポイント程度なら、多くてトランス2台くらいなので、
40w蛍光灯を2本つけたと思えばいいでしょう。
オイルショックの際、銀座のネオンが問題になりましたが、使用量・看板の個数が
多いので、必然的に電力消費量は多くなります。
思っているよりは、電気代は安いと思います。
2.工事代は?
トランス1台¥120,000くらいで見ておけばいいと思います。
トランスがふえれば、1台あたりの単価は安くなります。
現場の取付状態、文字の形、ネオンの色、ネオンの太さ等で値段はかわります。
3.修理代は?
修理は基本的に2回現場にいきます。
修理個所を見つけるため、それを直すためです。
修理は高いといわれる原因だと思います。
配線の劣化、トランスの劣化などは1回で、修理が終わる時もあります。
4.ネオンの寿命はどのくらい?
半永久です。
ネオン管はガラスでできておりますので、破損しない限り永久にもちます。
しかし、現実的に故障がおきています。その、原因を列記します。
1.虫害
15000vの電圧は近くに来た虫を吸い寄せてしまいます。15000vを養生するものが、
ガラスか鋳物しかありませんので、接続部分は外気にさらされております。
そこに、虫が吸い寄せられ固まります。死骸が多くなるとそこから電流かリークして、
破損します。秋か、冬前にきれる事がおおくなります。
2.工事不良
配線の工事不良、ネオン管にいれるガスの不適格が原因で、ネオンが切れるか、発色
しなくなります。
3.電材の劣化
配線材料、トランス等の長年使用の劣化が原因で、きれます。
これは、ネオン自体の寿命とはちがいますが。
4.ネオン電極の断線
ネオン電極から、銅線がでておりそこから、電流がながれます。
そこが、断線する時があります。修理、点検、交換等で、接続変えしたときの後遺症です。