県立鎌倉高校サッカー部


<コラム>

「カガワがバルサに・・」

 

カガワの活躍がめざましい。残念ながら少しケガをしたようだが。。それでも、いよいよバルサ入りも現実味をおびてきた。イニエスタと二列目に並ぶ。メッシとカガワが交互に相手の最終ラインに出ていく、シャビ→カガワ→イニエスタ→カガワでゴール。イメージは膨らむ。

攻守ともに、バルサのサッカーにピッタリとあっている。

国際レベルで考えると、香川のストロングポイントは、高いアジリティ。

味方とボールを動かしながら、引いて守る相手にほんの小さなスペースに入り込み、パスを受けた瞬間、素早いステップでマークを外しゴールにパスをする。

年齢的には身体の一番動く25歳前にいかないとだね。

 

数年前、ガンバ大阪がクラブワールドカップに出場し、マンUだったか、欧州代表といいゲームをした。ガンバの遠藤はリズムをつくり、相手にとってとてもイヤな選手だった。カガワと異なり、高い技術と判断力で相手を翻弄し周りを生かすタイプ。シャビのところに遠藤はどうだろうか?!どれくらいできるのか、ぜひとも見てみたい。

 

選手にはそれぞれ特徴がある。過去も含めて日本のトップ選手でいうと、フィジカルも含めた総合力の中田ヒデ、ストイックにテクニックを追求しつつ、攻守で進化した中村俊輔、高い技術と判断力で味方を生かせる遠藤、攻守両面て世界の最先端をいくアタッカー香川、常に自分が主役を演じる本田。高さとしなやかさのハーフナー、クロスの精度と高さの酒井。

これから世界に出ていくであろう清武、個人的には期待しているボールを持った時の姿勢のいい鹿島柴崎。ドリブル偏重で伸び悩みが心配な浦和の原口。ステップで相手を翻弄する宮市亮(センターでのプレー経験がもっと必要だ)

こんなコラムをアップしようと思っていたら、柴崎の代表招集。よく見てるね、ザック。。

 

高校生であってもそれぞれ特徴がある。自分の特徴が何なのか?特徴を生かしたプレーが大切。みんな同じではないから、面白いのだ。

もう一度見つめ直して、さらに特徴を伸ばすための行動を考えたらいい。

 

可能性は自分次第で広がっている。