県立鎌倉高校サッカー部
<コラム> 『インターハイ VS座間(0-1))』 鎌高の選手はまだまだ伸びる。それをとても感じた試合になった。 選手達はよく戦った。今の力をしっかり出してくれたと思う。座間とは、ちょっとした差の積み重ねで、サッカーのレベルという意味では大きな差ができてしまったが、勝負という意味ではセットプレー1本でどちらに転んでもおかしくないゲームだった。関東でもやられたセットプレーの対応は、課題が持ち越されたままとなった。 座間はとてもいいチームに仕上がっており、次のゲームの桐光学園も案の定下し、決定戦でもしぶとく勝ちを拾い、全国への切符を手にした。 埋められない差ではないところまで鎌高もきている。この後、差をキッチリ埋めること。そして、鎌高しか持っていない強みをプラスαで出せれば、必ずもう1度勝負できる。 選手達は力を出してくれたので、負けたことは悔しいがいつもある悔しさはなかった。逆に言えば、選手にとっては、力を出したのに負けたことで無力感が出ているかもしれない。何をすればいいのか、どんなことを克服して何を目指していくのか、どうすれば勝てるのか・・・。 選手には見えていないが、改善すべきで改善できる課題がいくつもある。改善できる課題を克服していくことで、必ず鎌高は前に進む。今年は必ず勝負できると思っている。
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