県立鎌倉高校サッカー部
<コラム> 『新チーム始動A』 新人戦の3つのゲームは、最高の気づきの機会となった。 確実にパスを置いていくこと。現在3本パスミスしているところを1本減らすことができれば、展開は劇的に変わるだろう。 受け側の意識、お互いの要求、意識レベルを向上し、厳しいプレッシャーの中で練習するしかないだろう。マイボールを失うことに慣れすぎてしまっている。ボールを失うこと、一つのミスをしないことがどんなに大事か!を監督はいつもいつも言っている。 韓国代表、オーストラリア代表を率いたオランダ人の監督の下、プレーした経験がある。私が一つパスミスすると、すごい勢いとボディランゲージを使って 「ISHIHARA、HAッ!!」 と怒鳴られる。今も耳の奥に残っている。一つのパスがどれだけ大事かを伝えたかったのだろう。 厚木北は神奈川のトップを狙い、チーム内で切磋琢磨しレベルアップしていくだろう。速いFWがいて、上手いアタッカーがいる。そういう選手がいれば、普段の練習の中で、その守備の対応方法が練習で身についていく。ドリブルの上手い選手がいれば、チーム内の守備も上手くなるし、ビルドアップが上手ければ、守備の追い込み方もレベルが上がる。 いい環境で日々の練習ができるので、レベルアップのベクトルはどんどん上を向いていく。 鎌高も日々の練習で切磋琢磨していくこと。レベルの高い相手がどうだったのか、忘れずに意識をもって練習できるか。自分の環境に甘んじた時点で先はない。鎌高の選手は成長は著しいが、他の強いチームはもっと成長していると考えるべきだろう。
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