県立鎌倉高校サッカー部


<コラム>

『選手権ブロック決勝VS湘南(2-0)』

 

難しい1次予選の戦いをキッチリと勝ちきり、次につなげられた。KSで、なかなか勝てない苦しみ、結果として降格となってしまったが、その道を通ってくる過程で、確実にチームとして成長してきてくれた。高校サッカーのリーグ戦は選手にとって、素晴らしい機会だな。

 

すでに合宿に入り(私は都合により不参加だったが)、課題の克服に向け戦いが始まっている。神奈川のトップと勝負するためには課題は山積み。

どんな課題を克服し、どんなことができるようになるのか。次のストーリーを描いているか。ただ、漠然と夏を過ごさず、どうなりたいかを明確にイメージして、プレーして欲しいね。

真剣に練習を繰り返していると、ある時に頭の中が整理されたり、またはフィジカルが上がり、イメージしていたようなプレーができるようになったりする。うまくできないと迷いの中にいても、そこを自分で振り切りながら、プレーを続ければ先が見えてくる。

そのためにも、日々の練習をどれだけ真剣にやれるか。

真剣にといっても、真剣度合いだね。KSのゲームの中で体感または見ているはず。そのプレッシャーの中でプレーする環境を自分達で作らないと、成長はない。公式戦のグランドに立った時に気がついても、勝負はついている。

KSのみじめな経験を忘れてはいけないよ。