県立鎌倉高校サッカー部


<コラム>

『秋田遠征』

 

昨年の秋田遠征からマル1年。同じチームで迎える2回目の秋田になった。

今回も長距離の移動で、特に初日はコンディションを整えることが難しかったと思うが、

その中でも、ゲームに集中しようという姿勢がみえていた。また、試合中や試合の合間に話のできなかった子供達が言葉を発するようになってきている。サッカーはもちろんだが、精神的に格段に成長してきた。3年生を中心に前向きに取り組んできた成果だと思う。

サッカーについては、遠征で対戦するようなチームと比較してみると、課題が山ほどある。ところが、
良いゲームをしはじめている。不思議な感じなのだが、まだまだ伸びしろが大きいだけに大きな可能性も感じている。

まだ山ほどある課題を

”自分達自身で考えて”改善しながら前に進んでいく。

今までも大きく前進してきた。そして今は前に進むためのベースができたため、1日、1週間という短いサイクルで進んでいるように見える。

視野が広がりはじめ、今まで見えていなかった世界が見え、何かが変わってきたことを実感している選手もいるだろう。対して、なかなか上手くいかないと感じている選手もいるはず。継続することで、何かをつかむ時がきっとくる。


このチームが試合を続けていき、もう一皮むけてくれば面白いことになる。

逆に言うと、今のままではつまらないので、面白くさせないとな。