県立鎌倉高校サッカー部


<コラム>

『見るべき情報の整理』

 

すべきことの頭の整理ができたら、見るべき情報の整理が必要。

ただ、漠然と顔を上げて周りを見てもダメだということ。

“必要な情報を見にいく”“必要な情報を取りにいく”という意識。

そんな意識と情報の整理が必要。

 

いつ見にいくか。ボールが自分とは全く遠くにある時から、周りを見て次の展開をイメージしておく。

パスがきそうな時に、ボールから目を離し、周りの状況がイメージしていたものと、どう変わってきているかをチラッチラッと見ておく。パスが入ってきたら、

近くのパスであれば、ボールから目を離せないので、“ボールを見ながら”間接視野で周りを見る。

遠くからくるパスであれば、一瞬でも“周りを見ながら間接視野でボールを見る”タイミングをつくる。

ボールの来る前に見てイメージしていた情報に変わりがないか見にいく。こう変わりそうだと意識しながら見にいく。

ギリギリまで見にいけて、ギリギリでプレーを変えられる。ギリギリ度合いの強い選手ほど、いい選手なのだろう。