『KSリーグ VS秦野(2-1)@』
このゲームは学習すべきポイントが多く、面白いゲームになった。やり過ごしてはいけないよ。しっかりと振り返らないと。。
前半に関しては、守備のよい流れができ全体のリズムをつかめていた。
まだまだ流れに乗れていない選手がいたり、次の予測イメージが描けていなかったり、相手の狙いを感じとる意識が低かったり等々、課題はあるものの、ベースは出来てきている。
前半に相手を押し込んで2得点。アト2点は取れたと思うがトドメを刺せないため、流れが相手にいってしまう。サッカーではよくあるパターン。次に生かさないかん。
ただ結果的には苦しい経験をできたという意味でチームにとってはプラスになった。
相手が10人になり、人数的には有利になったが、不利なチームの選手には、オレが何とかしなきゃ、やるしかないといった吹っ切れたマインドが生まれ、逆にリズムが出てくる。秦野はよい状態になった。
さて、そんな時の戦い方。
相手は不利な人数の中、どのように攻めるのが有効なのか?
相手のしたいことを感じとる力。勝つための試合の終わり方。試合運び。やるべきこと。やっていいこと。やったらいけないこと。相手がやられてイヤなこと。リズムをどうやって持ってくるか。
サッカーは状況判断のスポーツ。
大枠でこうしよう!はあっても、ワンプレーワンプレーで状況は変わる。その場の状況や空気を感じとって最善の判断をしていく。
例えば、大枠で背後を狙っていこうと言っても、相手だって1回背後を取れたら、警戒して下がるわな。下がったら、足下に入れて仕掛ければいい。
例えば、しっかりとつないでいごうと言っても、状況によっては捨てパスもある。相手に取られる可能性が高くても、パスを入れてしまう。
大事なことはその状況を見て、プレーを変えていくこと。でも変えてはいけないこともある。その見極め。そんな場面がグランドのあちらこちらにある。
状況を感じ取る力。そして、感じ取ったものを行動していく力。これを養わないと。ただ、頑張っています、では勝てず、何をどのように頑張るかを意識して自分で考えることが大事だ。
ヒントになるのは、サッカーは味方もいるが相手もいるということ。味方にパスを出す時に、味方の立場に立ってパスを出せというが、相手の立場も考えられるか。
例えば、誰でもやったことあるようなゲームでいえば、オセロ、将棋、トランプの7ならべ、UNO。相手のイヤだなということをやっていく。そのためには、相手を見て、空気を感じること。自分のことしか考えていない選手は楽しいサッカーはできない。