県立鎌倉高校サッカー部
<コラム> 『新人戦 VS城山(3-2)』 2点目はセットプレー。難しいヘディングであったが、上手く合わせた。 3点目は正確にボールを運べた。クサビからトップの落とし、3人目が出てきてトラップからのシュート。 落としの正確さ、トラップの正確さ、シュートの正確さ。相手の足の届かないところ、さらにGKの手の届かないところに、ボールを置いていった。どこに、ボールを置くか?小さなスペースの中のボール1個分の位置に気を使えるか? 気を使えるとチャンスができる。ゴールが生まれる。 ただ、後半の戦い方がまずい。 相手のやりたいことが感じられたか?ボールを前線に放り込み、前線の選手がプレッシャーをかけてボールを奪って、そのまま手数をかけずに攻撃をしかけたい。フレッシュなメンバーで勢いをつけ、押し込みたい。相手のベンチやグランドのリーダーが何をやろうとしたか、どんな声をかけていたか?感じられただろうか? ボールの蹴り際に前線の選手がプレッシャーをかけているか?トップが流れてサイドの高い位置にシンプルに運び、相手陣内でポイントを作れるか?トップがファールをもらって、相手の勢いをいなせるか?(負けていて攻めたい時に味方のファールで、勢いがそがれた経験はないだろうか) もっとしたたかに。 相手のやりたいことを感じて、それに対応する力、そんな視点。結局、悪い流れを作ってしまい2失点。 同点後は、相手の勢いとガップリ組んで、力で押し切った。 サッカーは相手あってのスポーツ。相手の考えていることを予測するから駆け引きが生まれる。ばかしあいができる。そこが楽しいところ。 全体としてみれば、狙いとしているところが、一部だが出てきている。 でも、もっともっと。
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