県立鎌倉高校サッカー部


<コラム>

『関東大会2回戦VS瀬谷西(6-0)』

 

昨日に引き続き、大量得点で勝利した。

 

勝つことで大事なことを忘れてしまうことがある。勝った時ほど、意識的に反省してみると、課題を修正しやすい。

     シュートミスはなかったか?

     センタリングの精度はどうだったか?

     パスのタイミング、方向にブレはなかったか?

     守備の狙いはズレていないか? 等々

頭の中で自分のプレーを映像として再生してみる。江ノ電に乗って学校に来る時でいい、再生しながら、ゆっくり考えてみる。あの時もっとこうすればよかった・・と。

もちろん良かったプレーも何度も再生してみる。

     ゴールになったシュートまでの道筋とその軌道

     ドリブルで相手を抜いた時のタイミング、間合い

     インターセプトできた時の判断

     ヘディングのタイミング 等々

良かったと思うプレーには理由がある。今後、同じような場面が必ずくる。その時のために、頭と体に刻みこんでおく。

 

今日のキックオフ前、アップで荒れたグランドを整備していたサブ組の選手達がいた。自ら状況を判断し、自らチームのために行動していた。サッカーは状況判断のスポーツだから、そんな判断のできる選手は必ずサッカーがうまくなる。さらにいうと、子供から大人へと成長をしていく。

試合に出られるのは11人。グランドで闘う選手がいて、外からチームをサポートする選手がいる。グランドで闘える選手達は、見ている仲間の分まで、もっともっとファイトしないといけない。鎌倉高校の代表なのだから。