県立鎌倉高校サッカー部


<コラム>

『選手権2次予選VS湘南工科大(1-2)』

 

99日は、8月のような暑さとなった。人工芝の上に立つとムンムンと湯気が上がってくるような厳しい状況でのゲームは、一進一退の攻防が繰り返された。チームとして連動しないと、個人では思い切り良く動きづらい状況になっていく。

こんな時は、体は疲労してくるが、頭はクリアに。。

ゴールを奪うために、いま何をすべきなのか?イメージを持ち続ける。

ショートパス、ロングパス、ダイレクトなのか、相手を引きつけてからのパスなのか。サイドチェンジ、縦へのドリブル、横へのドリブル、ワンツー、フリーランニング、セカンドボール、インターセプト・・・。

自分の出来ることを計算し、ゴールから逆算して今どんなプレーをするべきか導きだす。

きっと、2失点目の相手のドリブルは、そんなイメージをもっていたから、むやみにセンタリングしないで、切り返しをしてきたはず。

どんな絵を頭に描いているかがとても重要になる。

 

1.2年生だけで、ここまでできたから次は勝てるだろうなんて、考えがあったら捨てたほうがいい。他のチームには3年生の下に埋もれている力のある1.2年生がたくさんいるからね。

勝つためには、もっと必死にならないと同じ結果が待っている。