県立鎌倉高校サッカー部
<コラム> 『関東大会2回戦 VS平塚江南(1-2)』 うーーーん、もう一歩。。結果としては敗戦となったが、全般的には、前向きな戦い方ができた。ゲームの展開がそうさせた側面もあるが・・・。 前半、1失点で後半に入る。積極的に追いつこうという意識が見えた後半、バーに直撃する惜しいシュートもあったが、相手に得点を許す。0-2。 ここからは、“2点差のゲームの妙”。勝っているチームは、1点差の緊張感から解放されこのまま試合を終わりたいので守る意識が強くなり前線に選手が出て行かない。負けているチームは人数をかけて捨て身で攻撃を仕掛ける。自然と展開は負けているチームのリズムになる。私自身、そんなゲーム展開をイヤというほど経験してきた。鎌高にコーナーキックから得点が生まれる。1-2の一点差となった。まだ15分ある。ここからは、追いかけるチームの押せ押せの展開になる。はずだったが・・・。 確かにチャンスも作った。でもどこか本当の意味で得点して逆転するんだという雰囲気は作れなかったように思う。相手の危険な香りのする鋭いカウンターの影響もあっただろう。でも、一番の問題は、ぬかるんだグラウンドでキチッとボールが蹴れないこと。バックラインから、相手の背後に一発でボールを運べない。サイドから中央に鋭いクロスが入らない。 昔から言われている“結局、サッカーとは蹴ることと止めることだ”という言葉を痛感した。この反省を生かし、選手と一緒にしっかり取り組んでいきたい。
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