メッセージ  (説教より)
「エフェソの信徒への手紙」





「恵みと平和があるように」      エフェソ 1:1―2

「わたしたちの父である神と主イエス・キリストからの恵みと平和が、あなたがたにあるように」

エフェソの手紙は、幾つかの教会にあてられた廻し文で、パウロが牢屋から記したものです。この手紙でパウロは教会とは何かを教えますが、イエス・キリストを頭と仰ぐ教会とは何かを思い、記すことで牢屋の生活が支えられたと思います。1節2節は差出人、受取人、初めの挨拶が記さています。

「恵み」とは、与えられるはずのない者に与えられる好意です。喜びと感謝をもって生きるのが人の本来の生き方なのですが、罪によってそれが叶わなくなりました。イエス様によって父なる神様とイエス様の恵みの中に生きることが出来るようにされました。

「平和」とは、争いの関係から、神様との間、自分(自分を赦せない人が沢山いるのです)との、隣人との間が平和になることです。あるいは病気や将来のへの不安が平安になることです。

イエス様を信じることは、信じて幸いを得るだけでなく、キリストを伝える者となることです。恵みと平和をまわりの者に祈る者になる事です。