メッセージ  (説教より)
「ヨシュア記」




「わたしとわたしの家は主に仕えます」   ヨシュア記 24:1-31
                                  
「あなたたちはだから、主を畏れ、真心を込め真実をもって…主に仕えなさい。もし主に仕えたくないというならば、…仕えたいと思うものを、今日、自分で選びなさい。ただし、わたしとわたしの家は主に仕えます。」

死を目前にしたヨシュアは、全住民をシケムに集めて告げました。ヨシュアの遺言です。百戦錬磨の勇者なればこそ、残るイスラエルに言いたいことは幾らでもあったことでしょう。しかし最後に言いたい一言は「主を畏れ、真心を込め真実をもって…主に仕えなさい」ということなのです。
信仰は教えることも譲ることもできません。その人が自分で決断して神様に従う以外ないのです。「わたしとわたしの家は主に仕えます」が、あなたがたはどうするか、と決断を迫ります。民は私たちも主に仕えますと言いますが、ヨシュアは三回それを確認し、その誓いの印に石を立てて証拠とします。ヨシュアの民への思い、民が神様に従って欲しいという気迫が伝わってきます。
生きていく上で、辛いこと、迷うこと、つぶされそうな時もあります。しかし、この世界と私の人生を、愛をもって支配して下さっている真実の主がいる。この主に従い、整えられるのです。私が真実の主の前に立つとき、救いはわたしだけでなくわたしの家族にも及ぶのです。そして実に「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたも家族も救われます」(使徒言行録16:31)なのです。