メッセージ  (説教より)
「ヨハネによる福音書」





「弁護者のいる歩み」         ヨハネ 14:15−24

 「あなたがたは、わたしを愛しているならば、わたしの掟を守る。わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。この方は、真理の霊である。…わたしは、あなたがたをみなしごにはしておかない。あなたがたのところに戻って来る。」 (ヨハネ14:15―18)

なんと慰めに満ちた言葉でしょう。大きな苦しみや悲しみに出合うとわたしたちは孤独を感じます。そんな私たちを孤児とはせず、傍らにあって私を支え、内側から力づけて下さる方がいるのです。聖霊なる神様です。

 同じことを使徒パウロはこう記します。「あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます」(コリントT 10:13)

 孤独と絶望のなかにいる私たちを、望みと神様の真実へと導いてくださる方がいる。聖霊なる神様です。

 イエス様を愛し(信仰とはイエス様を愛することです)、愛するのでそのお心を行ない、掟に生きる。そして聖霊の導きに生きるのです。