メッセージ (説教より) 「ヨハネによる福音書」 |
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「主イエスは良い羊飼い」 ヨハネ 10:7−21
「わたしが来たのは、羊が命を受けるため、しかも豊かに受けるためである」(10:10)
偽の羊飼いもいます。羊を養うのではなく、食い物にする羊飼いです。だれでも自分が生きるだけで精一杯です。助けたいとは思いますが、助けられないのです。そんな時親切に近付いてくる人は、真実にその人を愛しているか、下心のある人です。下心のある人は上手に取り入り、その人を食い物にします。雇われた羊飼いは、狼が来て、自分の命が危うくなると羊を捨てて逃げ去ります。
良い羊飼いは明らかです。自分の命に代えても羊を守りぬき、命を与えます。しかもイエス様は、強いられてではなく、羊を愛し、神様のお心に従って、ご自分から命を捨ててくださいました。
真の羊飼いは、私たち羊に豊かな命を与えてくださいます。
偉人と言われる人は、自然と人生において新しい価値を発見して人に提供します。自分を豊かにするのではなく、人を豊かにする人です。
罪がからみつき、不条理が襲い、死の影におびえる私たちが真に生き、豊かな命に生きるために来てくださった大牧者イエス様。
「我が愛におれ」「我に従え」「我に委ねよ」と、今も招いておられます。