メッセージ (説教より) 「ヨハネによる福音書」 |
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「すべての人を照らすまことの光」 ヨハネ 1:6−13
私たちは暗闇に住んでいます。凶悪な犯罪が日常化し、しかも犯人は低年齢化しています。政治も経済も混沌とし、リストラの波が襲い、病気と不幸と死が、いつも影のようにまとわりついています。
そんな暗闇の中にイエス様は光として来て下さいました。しかし、私たちはそれを認めません。認めたくないのです。暗闇の中にいるのに、転向を求められるのが嫌なのです。苦しい変革を求められるよりも、今の安逸を好むのです。
自分を守れず、自分を守ってくれる者がいない私たちは、暗闇の中で苦しみつつも、せめて健康とお金と人間関係で自分のガードを固めます。
イエス様は来て下さいました。この世を支配しているのは神様の愛であることを、身をもってお教え下さいました。その光のもとで膝を折り、その支配に身を寄せるとき、「父なる神様」と呼べる神の子としてくださるのです。これこそが信仰者の救いと喜びです。
光にさらされた者は、また、この世で光として輝きます。(エフェソ5:8−14)自分で輝くのではありません。イエス様の光の中に生きることで、それを反射していくのです。