メッセージ (説教より) 「コリントの信徒への手紙二」 |
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「あなたがたが立つために」 コリントの信徒への手紙U 13章5−10節
聖書は愛を説きますが、エロスとアガペーの愛があります。エロスの愛を性的な愛と考えますが、そうではありません。価値を愛する愛です。自分にとって有益であることが基準です。アガペーの愛は、自分のための愛ではなく相手を生かす愛で、自分に都合が悪くても、最後は敵をも愛することになります。パウロは、「今度行ったら容赦しません。」と言いますが、コリント教会に散々悪口を言われても、コリント教会の信仰が育てられることだけを願っていました。初めからコリント教会にはこのアガペーの愛をもって接しました。
「信仰を持って生きているかどうか自分を反省し、自分を吟味しなさい。あなたがたは自分自身のことが分からないのですか。イエス・キリストがあなたがたの内におられることが。」
信仰を「反省」するとは毎日出会う試練や誘惑にそれで立ち向かえるかを反省すること、「吟味」するとはその信仰が純粋であるかどうかを吟味することです。
さらに、自分が信仰を持って生きているかどうかは、自分の内にイエス様がおられることを知ることです。信仰は理屈や信念ではありません。わが内にいますイエス様に従い、喜び、お応えしていくのが信仰生活です。(ペトロの手紙一 1・18)