メッセージ (説教より) 「十戒」 |
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「御名の尊厳」(三戒) 出エジプト 20:1−17
『あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない。みだりにその名を唱える者を主は罰せずにはおかれない』(20:7)
「名」とは、存在そのものを表します。
「みだりに唱える」とは、偽って主の名を用いることです。不正のために、又自分を弁護しようとして神掛けて誓う。それは神様への最大の侮辱です。
むやみに主の名を乱用することも「みだりに唱えること」です。それは慣れであって、度を超すと関係を破壊します。信仰は神様との人格関係で、人格関係には踏み越えてはならない限度があるのです。
みだりに唱えることには罰が付いています。本当のことまで信じられなくなり、肝心な時に神様のお姿がわからなくなることです。
この戒めは、換言すれば、イエス様がお教えくださったように「御名を崇める」ことです。真実に神様だけを神様とすること、神様を自分の枠に押しつける偶像を造らず、神様を神様として畏れ、崇め、お従いしていくことです。
これが無いので迷い、その歩みを誤るのです。