メッセージ (説教より) 「十戒」 |
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「唯一の神」(一戒) 出エジプト 20:1−17
『あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない』(20:3)
これは十戒の第一戒で、神様の唯一・絶対性を宣言した戒めです。
神様は、「わたしはある。あるという者だ」(出エジプト3:14)とモーセに現れました。神様は存在を存在たらしめ、あらゆる存在の根源者でい給います。「あなたをエジプトの国、奴隷の家から導き出した神である」と言われます。わたしが見つけた神ではなく、わたしを見つけ、救い出して下さった神様なのです。
この神様は、多くの神々の中の一人の神ではありません。
唯一、絶対の神様です(コリントT 8:4−6、イザヤ46:8−11)。 これは聖書の一貫した、根本の宣言です。
人は主人なしには生きられません。真の「主人」がいなければ、必ず偶像を作ります。唯一の真の神様を信じられることは、なんと幸いなことでしょう。欲望の奴隷から開放され、、足元が崩れそうな出来事の中で「恐れるな、わたしはあなたを贖(あがな)う。あなたはわたしのもの。」 (イザヤ43:1)と言って下さる方がおられ、その方の前で整えられるのですから。