私は結婚し、お腹に子供が授かった時、今までに味わったことのない喜び、平安、感動があり、なにか価値のある良いものを求めて生きてゆきたいという気持ちから、１７年前教会を訪ねました。
　神様と出会ってから数え切れない恵みを頂きました。価値観が変えられた事、ありのままの自分を生きることができるようになった事、又、別居していた父親と私が４０歳の時初めて会うことができ、その父が洗礼に導かれた事などを通して、事は偶然に生じるものではなく想像をはるかに超えた神様のご計画であり、全てに意味がある事を確信させて頂きました。日々の生活の中でも、神様は必ず祈りに応えて下さり、時どきにふさわしい聖書の言葉で励まし、いつもそばにいて守り、軌道修正して下さる事を実感させて頂いております。
　この度も神様の憐れみによって、馬込沢に住まいが与えられ、住み慣れた地を離れて引っ越してまいりましたが、境遇が変わった事で様々な心の動揺があり、毎週集う教会がなかなか見つからない事で不安と焦りが襲ってくることもありました。
　そこはあなたの神、主が求められる地で、
　年の初めから年の終わりまで、あなたの神、
　主が、絶えずその上に目を止めておられる地である。　　申命記11章12節（新改訳）
　「今は恵みの時」与えられた状況の中で神様との交わりを大事にしてゆくことが示されました。そして母と一緒に聖書を読み、昼食前に神様に心を合わせて共に祈っておりましたら、母の心の中にあった沢山の神様が一つになり、82歳にイエス･キリストを受け入れることができました。
　神様に全てをお委ねした時、素晴らしい教会と共に母の洗礼もあたえられ、神様は想いをはるかに超えて最善をなして下さいました。主のくすしい御わざをこころから誉めたたえます。