ガリラヤ湖に７人のお弟子さんたちが一緒におりました。ペテロが「わたしは漁に行く」と言ってほかの仲間たちを誘います。その夜は何もとれなかった。夜が明けて朝早くにイエスさまが岸辺に立ち、ペテロたちに呼びかけます。「舟の右側に網を打ちなさい。そうすればとれるはずだ。」そこで網を打ってみると、大きな魚があまりにも多くとれて網を引き上げることができません。そして、陸にあがると火がおこしてありました。「さあ、来て朝の食事をしなさい。」とイエスさまから食卓に招かれます。もう、「あなたはどなたですか。」と問う者はいませんでした。パンをさくその手つきに、食卓に招いてくださるそのぬくもりに、わたしの主であることを皆分かっていたからです。
　ご復活のイエスさまは、わたしたちにも呼びかけています。調整池のほとり、わたしたちのガリラヤ湖畔で夜通し漁をしたけれども、何もとれなかったとなげくのではなく、イエスさまの御声にしたがって、網をおろし、この教会を大きな魚でいっぱいにして、ともに主を賛美し歩んでいきたいと願います。