メッセージ  (説教より)
「使徒言行録」


「全ての人よ 主を讃えよ」 
                使徒言行録13章44-52節


 「わたしは、あなたを異邦人の光と定めた、あなたが、地の果てにまでも救いをもたらすために。」全ての人が主を讃えるために、私たちは異邦人の光と定められているのです。それは、神さまのご計画のなかにあり、神の摂理であり、神の愛そのものです。
 「わたしは異邦人の方へ行く」と宣言をしたパウロの言葉は、今この礼拝において実現しています。この福音を知らされ喜んだのは、アンティオキアに住む異邦人たちでした。主の言葉を賛美したのは、彼らであり、この礼拝においても、主への賛美を讃えているのは私たちです。けれども、礼拝を献げている私たちは自分の意志でそうしているように感じますが、定めたのは神さまであると、聖書は示します。それは、神さまが私たち一人ひとりに命を与えてくださり、人格を与えてくださっていることと同じように、神さまが私たちを異邦人の光と定めてくださったからです。それは、地の果てにまでも救いをもたらすために、私たちが主の御用のために用いられるためです。
 全ての人が主を讃えますように、御国が来ますように祈ります。