整形外科で行う検査
検査装置(装置を簡単に説明します)
レントゲン(X線画像診断装置)
先ず何と言っても代表的な検査はレントゲン(X-p)撮影です。ご存知の方も多いと思いますが、レントゲン撮影は微量の放射線(X線)を当てることにより骨の状態を映し出す装置のことです。当医院には透視撮影も出来る最新のレントゲン撮影機を導入しています。透視撮影を行うことにより骨の形を見ながらピンポイントでブロック注射を行うことが出来ます。
MRI
近年多く用いられるようになった装置です。MRIは今まで外側から確認することの難しかった軟部組織(筋肉、神経、血管、腫瘍など)の状態を電磁波を用いて確認することを可能にしました。*当院にはMRIはございません。必要に応じてMRI設置病院を紹介させていただいています。
骨密度測定装置
当医院には腕の骨を検査するX線骨密度測定器を設置しています。検診などで行われることの多い超音波を用いた足の骨の測定に比べて検査の信頼性は高いと言われています。
生体検査
尿検査
尿にタンパク質や赤血球が混じっていると腎臓や膀胱などの異常があるかもしれません。病気の治療のために飲んでいる薬の副作用で腎臓に異常が出ていないかどうか見るために検査することもあります。痛風を治療している時は、尿に尿酸という物質がきちんと排泄できているか見るために尿検査をします。骨粗しょう症の時にも尿の中に骨の分解された成分が多く出ていないかどうか見るため尿の検査をします。
血液検査
関節リウマチの診断では血液検査は欠かせません。関節が腫れて熱を持っている時などは炎症の強さを見るために血液検査をすることがあります。内臓の病気から来ると考えられる痛み、だるさ、しびれなどあるときにも血液検査は有用です。